庫裡の外壁は荒壁が塗られた後、9㎜の耐震合板が貼れ、防水シートで覆われて、その上に付け柱と化粧梁が取り付けられます。
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c0209909_17252210.jpg角に付けられる化粧の付け柱、カッチリ納まらないと見場が悪くなります。
当て木で入念に原寸大の採寸をしてからつなぎ部分やはめ込み部分の加工に入ります。

c0209909_17253999.jpg四寸角で表面は一つも節のない4m程の桧柱の上等を使います。
柱の4分1を切り取りL字型の材に加工されます。
さすがに表面は一つも節はありませんが、中には沢山の節が潜んでいます。
枝の無い木は育ちません、中には必ず節がありますが、こうして割ってみると見事な製材の技術、あと1㎜も削るとあっちこっちから節が現れる・・・・スゴイ技術を感じました。

c0209909_17261280.jpg採寸した梁や桁を納めるためにノミが入れられ、凹み部分が作られていきます。

c0209909_17262298.jpgミゾは♂も♀もチョッきりに加工され、ガッチリ組み合わされます、堂大工さんは削ったその部分を金槌で叩き木地を密にしておかれます。
こうすると、納まったあと木地が自然に盛り返し、ピッタシ隙間無くかんかんに組み合わされるのです。

c0209909_17264455.jpg梁や桁のミゾが加工され、現場で納まりを確認し最後に長さを測り土台とピッタシの長さにカットされます。

c0209909_17271024.jpg最後の取付はピッタリサイズ、柱に当て木をしてカケヤという巨大ハンマーで叩き納められていきます。
見事に蟻の這い出る隙間もなくピッタシ、納まりました。

付け柱が立つと、その上下には、これも節の無い厚く上等な桧板が化粧梁として取り付けられていきます。
隠れてしまった元々の土台や柱も多少節はありましたが立派な桧、その上に更に飾りとしてだけの(力は掛からない)上等な桧が使われていく、なんとも贅沢な普請です。
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c0209909_17271978.jpgひと作業終わると、お大工さんは砥石を出して、カンナとノミを整備されます。
節を一つも出さず薄皮一枚剥いでいく熟練の技、道具の手入れは大事なことなのでしょう。


by shoson | 2010-06-14 17:23 | 工事 | Comments(0)

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