c0209909_7374651.jpg
c0209909_7352539.jpgきょうは山本お大工さんも稲刈りを済ませ作業に復帰、大屋根の懸魚(けぎょ)取り付け作業開始です。
朝一番、電源コードを大屋根まで持ち上がり、まず電動工具が使えるように段取り開始です。


c0209909_7353394.jpgところが・・・・ポツポツと、雨粒が落ちてきました。
一時中断・・・


c0209909_7354278.jpg懸魚は大屋根下の軒で暫く雨宿り、青空が戻ってくるのを待っていました。

10時の休憩が終わった頃から天候が回復し始め、お昼前には作業再開されました。



c0209909_735508.jpg
c0209909_7355660.jpgまず始めに大屋根破風が重なり合う頂上下に懸魚本体が取り付けられます。
庫裏の懸魚は蕪懸魚(かぶら・げぎょ)と呼ばれる 野菜の蕪(かぶ)と似たオシャレな形をしています。


c0209909_736370.jpg懸魚本体の両脇には(ひれ)と呼ばれる豪奢な飾りが付きます。
正尊寺のシンボルは雲です、お庫裏の大屋根も懸魚を両脇から雲が支えているよう意匠です。

c0209909_736911.jpg左右に鰭が付くと、懸魚の真ん中に六葉(ろくよう)というスポークのような飾りが付けれます。
六葉を固定するのは、かんざしのように突き刺す、樽の口(たるのくち)という棒です。


c0209909_7361717.jpg堅い仕事の野口棟梁と野々村彫刻師のペア、寸分の狂いもないだけに簡単にははまりません。
なだめすかしながら奥まで差込、最後は裏側からシャチ栓と呼ばれる仕口で固定され完成です。

c0209909_7362699.jpg
c0209909_7363318.jpg野口棟梁も全景の眺められる駐車場から、仕上がり具合のバランスを確認されていました。
住職のたっての願いで巨大化した懸魚と鰭、屋根の経の巻鬼瓦よりだいぶ大きくセオリー違反ですが、思った通り立派な屋根になりました。


by shoson | 2010-09-21 12:00 | 工事 | Comments(0)

<< ご本尊の金箔押し    懸魚の準備 >>