2階部分の造作終了
屋根には松田・藤阪お大工さんが地下足袋とヘルメットの安全確保姿で待機、下からは山田監督がトラックのユニックを使い組み立てられた格子を運んでいきます。
ユニックのアームを上手に使い窓枠に格子がビス止めされます。
お大工さんが壁面を造作する時に、あれほど釘やビスの頭が見えないように作業して来られたのに、格子はビス丸見えです。
それを訝しんでいると監督さんが、窓を外さなければならない時、格子が簡単に外せるようビスは埋め込まないと説明、納得したことでした。
格子は外と中では全然景色が違います。
中からはそれほど視界を遮ることなく見えイイ感じです。
外側からは中を見にくくするだけでなく、台風などの風雨でも雨戸代わりになり、見場も上がりました。
玄関の絵画はめ込み床の間の施工図を見ながら、山本お大工さんが材料を刻んでいかれます。
50㎝の積層板に7本のミゾを彫りますが、ミゾ掘りマシーンもさすがにこれだけの幅に対応したアームはありません、苦労しながらの加工のようでした。
辻監督の施工図通りに加工すると、きっちり現場では納まり、その図面展開の技術に感心するばかりです。
by shoson | 2010-10-11 14:22 | 工事 | Comments(0)