報恩講のお供え「お華束:おけそく」を新しい厨房で作りました、その新しい課程を紹介しましょう。
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c0209909_1915146.jpgお華束のタネは餅米とうるち米の米粉です。
まずは米粉をお湯で練って団子を作ります。
お湯の混合栓の付いた流しで練り上げます。昨年までは地べたの作業、お湯を足すにもこねるにも楽な姿勢での作業になりました。

c0209909_19159100.jpg米粉の団子ができたた、蒸籠(せいろ)で餅米の上に並べて蒸し上げます。

c0209909_19151815.jpg蒸籠をふかすために背の低いスープ用ガス台(RGSー066B)を設置しましたが、低めのガス台なので女性でも安心して蒸籠を扱うことができました。
このガス台は報恩講のお斎でお噌汁用に55L寸胴鍋を使いましたが、これも好評でした。

c0209909_19152654.jpg餅米と米粉団子が蒸し上がると、電動餅つき器で伸し餅のタネが作られます。
厨房土間と上がり框の段差を利用して、今までより楽な姿勢で作業できるようになりました。

c0209909_19153450.jpg餅つき器から取り出されると、米粉をまぶした伸し板に移され、10㎜の枠木に合わせ伸ばされていきます。
今回から一度に伸ばす量を7合分にして伸し板からはみ出ないようにしたら、上手く均一に伸ばすことができました。

c0209909_19154113.jpg均一に伸ばし、ここからは人海戦術です。
伸し板の回りから塩ビ継手を加工した道具で、丸く平べったいお餅玉を型抜きしていきます。
反省:伸板をくっ付け並べたのは効率が落ちました。
来年からは2島にします。


c0209909_19155210.jpg型が抜かれたお華束餅は、作業台兼用のアイランドキッチンの上でお華束形成版に形を整えながら並べていきます。
立ち仕事になって人海戦術より一層、効率が上がりました。

反省:米粉が飛散するのでキッチンの隙間(特にIHレンジの換気口など)をしっかり目張りしておかなければ掃除が大変。

c0209909_9594273.jpg40畳の厨房、板の間にファインコードカーペット敷きブルーシートを被せ、狭いかなと思いましたが、このスペースで充分全ての作業ができました。

c0209909_100165.jpg厨房だけでは手狭になった時にと、会議室もブルーシートを敷きつめ作業場にしてありましたが、ちょうど良い休憩所になりました。
例年庫裏中使って粉だらけになる準備も、厨房と会議室だけで済みお掃除も楽でした。



翌日のお華束盛り
c0209909_1916119.jpg厨房板の間に45㎝座卓2本置き、地元の達人方でお華束盛りがされました。

c0209909_19161042.jpg明るくエアコンも効いて暖かく、快適空間で作業をしてもらえるようになりました。

報恩講準備のメインイベントお華束作り、かつての寒くて暗い庫裏を脱却した厨房施設が威力を発揮した作業となりました。


by shoson | 2011-01-11 00:13 | 行事 | Comments(0)

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