26年 報恩講3日目
朝8時半のお日中法要には超宗寺さんが初夜礼讃の調声、ご講師の高田篤敬師も色衣を着て一緒にお勤めした頂けました。
休憩中はお取持がひしゃくを持ってお賽銭を集めてもらえます。
あれ、この本堂係の青年は、一昨年のお初夜キッズサンガでお華束を焼かされていたお父さんでした。
今年の報恩講は準備からずっとお天気には恵まれ、三日とも満堂でした。
駐車場は満車ですが、門前道路が拡幅され縦横の道に路駐のスペースがたくさんでき、参詣の皆さん大変喜んでおられました。
住職に孫が授かり教えられました。
乳児を連れた方でも安心してお参りできるよう、大玄関横4畳の香室(こうしつ)を授乳室として利用できるように配慮しました。
午前のお説教が終わると本堂外陣に楽太鼓などが並べられ、御満座法要のセッティングへと変わっていきます。
午前中ずっとお聴聞しておられた、特別法務員の超宗寺さんから細かい指示を頂いたことです。
午前11時には庫裡2階のお座敷に6名楽人(がくにん)が参集され、入念に音合わせもされていました。
午後1時15分、御満座法要への出勤法中が集まられてところで、会行事をしてもらえるご講師の高田師から習礼(しゅらい)を受けます。
気心の知れた出勤法中9名、難しい作法も一度の練習で息がぴったり合うのがありがたいです。
午後1時半換鐘が鳴り終わると、雅楽の音取(ねとり)に合わせ法要が始まりました。
無言行道(むごんぎょうどう)
沈黙で雅楽似合わせ内陣を一週、ピッタリと歩調を合わせ美しく回るのがなかなか難しい作法です。
浄土法事讃作法(じょうどほうじさんさほう)
音程の難しいお経を立ったり座ったり、ゆっくりですが中腰での所作もあり、体力もいル御満座のお勤めです。
御俗姓(ごぞくしょう)
本願寺8代目蓮如上人が報恩講に拝読するように書かれた巻物の『御文章(ごぶんしょう)』を住職七条袈裟の正装で高座の上から読みます。
御満座は一席(45分)のお説教が終わると、3日間内陣を飾ったお荘厳が片づけられます。
お花も小分けして、お取り持ちの皆さんで分け合います。
境内伽藍を飾った幕類も全てかたづけられます。
天気が良いのでとても段取りよく片づけてもらえました。
ブルーシートを広げ、お華束も解体されます。
大勢の手で行われるとあっという間にお華束玉の山ができ、小袋へと詰められていきました。
お供え物のお華束は「おさがり」としてここ数日中に近在のご門徒へ配られます。
すぐに焼くか揚げるかして頂かれるか、冷凍してからか、20粒位ずつ配られますのでカビが生えないようにしてください。
午後5時半全ての片付けが終わり、ご苦労さん会です。
住職と担当総代さんからお礼言上のあと会食となりました。
2日間のお取持ちありがとうございました。
☆去年の報恩講3日目BLOG
by shoson | 2014-01-16 17:30 | 行事 | Comments(0)