第61回 真宗講座
61回目の真宗講座、天気予報では雨のはずでしたが、ホコリ押さえほどの雨粒が降っただけで準備も苦労することなくできました。
柿どころの五月は摘花作業でどの生産者も大忙しです。
ところが、チョッと雨が降ったので作業ができず、ゆっくりとお聴聞ができる、顔をほころばせながらみえるお同行がたくさんありました。
チョッとの雨、法座にはありがたい天気です。
昼座のお勤め正信偈草譜(しょうしんげそうふ)、満堂の本堂に響き渡っていました。
仏事作法のプレゼンを始める頃には縁側に並べた50脚のパイプ椅子やベンチもほぼ埋まり、お天気での出足の心配は払拭されました。
仏事作法はお墓納骨について、3年前のパワーポイントをiPadのKeyノート用に編集し直したもので解説しました。
仏事作法のあと法話までの休憩はゆっくりと取れました。
庫裡でコーヒーやお茶を飲みながらしばしの歓談です。
最近お菓子の頂きものが少なく、冷凍おまんじゅうが底をつき、ローコストでできる茶菓子として、みつ豆を120個作って食べてもらいました。
ご講師は東京から来て頂いた、武蔵野大学教授 山崎龍明先生。
テーマは 『浄土の真宗』
-往(ゆ)くこと(往相)は還(かえ)ること(還(相)-
時間を忘れてのお取り次ぎいただきました。
「あまり熱心に聞いて下さるので、脱線ばっかりでした・・・」と苦笑しながら、還相回向の働きとなる循環のありよう、お届けしてもらえました。
夕食はいつもの『わかのや』さんが休業日、しかもお相伴の法友も少ないので、坊守が腕を振るってくれました。
山崎先生も竹の子ご飯、お代わりもして喜んでもらえました。
道の駅織部で地元旬の野菜を揃え、坊守とお手伝いの鷲見さん頑張りました。
夜座は少し寒くなり縁側のパイプ椅子は撤去、堂内150席での会場となりましたが、空席が有りご講師には申し訳ないことでした。
しかし、夜更けのお聴聞の雲域は最高でした、先生の法話に引き込まれていきます。
30回BasicStage
基礎課程をクリアされた方は4名、黄色の認定バッチをつけておられる方が、166名となりました。
10回EntranceStage
入門課程をクリアされ表彰されたのは7名でした。
入門課程修了し白いバッチをつけておられる方は374名になりました。
今月も法務員は1名、準備はともかく後片付けが大変。
そんな状況を見て、仏壮の方を中心に大勢の方が手伝ってもらえるようになりました。
ありがたいことです。
by shoson | 2014-05-15 22:00 | 行事 | Comments(0)