平成26年7月11日~12日  正尊寺仏教壮年会研修旅行
        ~親鸞聖人関東伝道800年記念のご旧跡参拝~
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今回の仏教壮年会の研修旅行は、親鸞聖人関東伝道800年という記念すべきとしに当たるというので新幹線をつかっての大移動となりました。
下見によって綿密な計画が練られ、レジメの計画通り親鸞聖人関東伝道の足跡を体験してきました。
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c0209909_5475643.jpg台風8号、出発3日前の予報では11日未明暴風域の真っ只中、新幹線が動くかどうか、どの会員も今回の旅行中止を覚悟していました。
九州上陸寸前勢力が一気に弱まり、進行速度は早まり旅行に影響が出ないと確信できたのは前日午後になってでした。


c0209909_548760.jpgAM6:00 集合
23名の参加者全員が東の空の太陽を見てニコニコしながら集り、参加費を徴収され、ワゴン車3台に分譲して羽島駅へ向かい出発です。

c0209909_5483081.jpgAM7:23 新幹線乗車
のぼり東京行きひかり506号、14号車指定席はガラ空き、貸し切り気分で盛り上がっていきました。

c0209909_5484048.jpg指定席表
電車代倹約にため、ジパング割引、身障者割引なども使っての座席予約でした。

c0209909_54853100.jpg車掌警告
修学旅行のような気分が乗じて、朝からビールがすすみ車掌から「早朝で寝ている方もいるので静にするように (`Д´)」と叱られました。
正尊寺仏壮旅の恥はかき捨て状態から立ち直りました。

c0209909_549617.jpgAM9:40 東京駅到着
人の行き交う東京駅、はぐれないよう集団で丸の内駅舎を出て、丸ビルまで地上を移動です。


c0209909_5491993.jpgAM9:55 バス乗車
バスに乗り込むまでは順調でしたが、男性3名丸ビルのトイレを借りてくると言ったまま15分経っても帰ってきません・・・暗雲
電話をかけても「何処に居るのか分らん」地下街へ迷い込んだようです。
東京は怖い!20分遅れての出発となりました。

c0209909_6101659.jpgAM10:30  築地別院到着
台風一過、青空に映える洋風の建物、はじめて訪れる会員がほとんど、東京都心の大空間に感嘆の声が上がりました。

c0209909_6123650.jpg待構え歓待
築地別院では、かつて本願寺のキッズサンガの会議や大会で住職が一緒に仕事をした、K藤さんとK山さんが、Facebookで行動を確認しながら、到着を待ち構えてもらってました。

c0209909_6125665.jpg初お参り
本堂では職員さんに説明もしてもらえ、K山さんがパイプオルガンで伴奏してもらえ、感激の恩徳讃斉唱になりました。

c0209909_61316100.jpgAM11:00 別院出発
天気は最高ですが、東京は暑くなっていました。
すでに汗だく、バスに乗り込み一路、親鸞聖人が800年前に伝道された茨城県に向け出発です。

c0209909_6133611.jpgAM11:45 昼食
途中スカイツリーを見て喜びながら、常磐道谷知原ICで高速をおり、まずは昼食です。
『すぎのや本陣』というチェーン店のようです。

c0209909_6392685.jpgPM1:00 小島草庵
今から800年前親鸞さまが到着されたように、台風一過の関東に足を踏み入れました。
まずはじめに当時を偲ばせる大銀杏の木陰で記念写真です。


c0209909_6401428.jpg草庵散策
石碑や説明板を読み、裏側に安置された「四体仏」の墓【欽明天皇(太子の祖父)・用明天皇(太子の父)・聖徳太子・親鸞聖人】にお参りもしました。

c0209909_6403210.jpg草庵離脱
10分程のお参りで、バックで細道を中まで入ってもらえたバスに再び乗り込み出発です。

途中、しもつま道の駅でトイレ休憩をして、栃木県へと侵入です。


c0209909_6405342.jpgPM2:15 元高田専修寺
親鸞さまお在世の頃、関東門徒集団の中心的お寺だけに広大な敷地、伽藍や記念樹を丁寧に回っていたのでは時間がかかりすぎます。
寺務所の方に解説はお願いせず、本堂だけ参って記念写真だけ撮って、裏門から離脱しました。


c0209909_6423926.jpgPM2:30 般舟石
親鸞さまこの石の上で一夜を過ごされ朝方、この地にお寺を建てるようにとの夢を見られたという、専修寺創建の夢告場所です。
専修寺から往復400m汗だくでのお参りでした。


c0209909_6425890.jpgPM2:45 三谷の草庵
今回のご旧跡巡りでは800年前の親鸞さまに出遇う計画です、専修寺ができるまで2年間おられた草庵もきっちりお参りしました。


c0209909_6583232.jpgPM3:40 板敷山大覚寺
親鸞さまと山伏弁円のドラマが繰り広げられた板敷山、その裾野に建つ大覚寺、皆ワクワクしながらの参拝です。

c0209909_6594617.jpgお聴聞
板敷ご住職から丁寧な説明と法話をしてもらえました。
内陣へ入らせてもらい、弁円ゆかりのホラ貝や薙刀も見せたもらいました。

c0209909_70244.jpg庫裡で休憩 
説明が終わると庫裡で冷えた麦茶とお菓子のお接待をうけ、恐縮しながらもゆっくり休憩をさせてもらいました。
滞在時間45分、充実の大覚寺参拝でした。


c0209909_702419.jpgPM4:35 弁円懺悔の句碑
板敷山の旧道峠付近には弁円が一つ間違えば、親鸞さまを殺めていたかもしれないと後悔し
「山も山 道も昔にかわらねど 変わり果てたるわが心かな」
とこの地で詠んだ歌の碑が建っています。


c0209909_711298.jpgヤブ蚊に注意
草を掻き分け上る道、下見の時大量のヤブ蚊に悩まされたので、押だけノーマットをスプレーしながら歩いたので、誰も刺されませんでした。

c0209909_713750.jpgPM4:45 板敷峠出発
足下の悪い道も皆さん黙々と歩き、残すはあと1ヶ寺予定通り参拝できそう、引率の住職ヤレヤレでした。


c0209909_723239.jpgPM5:00 稲田西念寺
関東御旧跡の中心をなす場所、稲田の草庵跡に建てられた西念寺さんに到着です。
いかにも御旧跡を偲ばせる藁葺きの山門で集合写真を撮りました。

c0209909_73146.jpg総序拝読
親鸞さまが教行信証を書かれた地、全員で本典総序を拝読して、お勤めの代わりとしました。
毎年元旦会で読んでいるので、皆さん声にだして読むことができ、800年タイムスリップの感動で胸一杯になりました。

c0209909_733383.jpgPM:600 見返り橋
西念寺の若い法務員さん、見返り橋まで案内して、丁寧にそのいわれを話して聴かせてもらえました。
本日の参拝最後にふさわしい締めくくりをさせてもらえました。

c0209909_735826.jpgPM7:30 夕食懇親会
朝6時集合から休む間もなく動き回った一日、幹事さんの財布の紐も緩み生ビールの乾杯がいつまでも続き、腹を抱えながらの楽しい時間が深夜まで続きました。

c0209909_20194017.jpgAM4:22 地震
携帯電話が突然サイレンを鳴らしだし、皆さん飛び起きたようです。
今回の旅行は何かと心配をかけさせられますが、たいしたことなく一安心で、朝5時からルートイン水戸の大浴場は、地震の話題で盛り上がりました。

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c0209909_7234696.jpgAM8:45 河和田報仏寺
ホテルを8時半に出発し、唯円房開基の報仏寺で朝のお勤めです。
讃仏偈のあと、歎異抄第一条を声にだしての唱和、唯円房さんようこそ歎異抄を書き残して下さいましたと、その功績に朝から胸が一杯になりました。

c0209909_725572.jpgお聴聞
唯円房についてこの地での伝承をご住職から聴かせてもらい、「身代わりの名号」は懐中電灯で照らして、切り裂かれた跡を見せてもらいました。

c0209909_7252563.jpgAM10:00 真仏寺田植歌
親鸞さまが田圃に入ってお説教を歌にして伝道された場所には大きな記念碑が建っています。
朝から元気の集合写真を撮って、自らも360°の眺めを記憶に残してバスに戻ります。


c0209909_7261952.jpgしんらんさまの田植歌
五劫思惟の苗代に 
兆載永劫のしろをして 
一念帰命の種をおろし
自力雑行の草をとり 
念々相続の水を流し 
往生の秋になりぬれば
このみとるこそ うれしけれ
南無阿弥陀仏 
南無阿弥陀仏

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AM10:10 真仏寺
若院さんから開基の真仏房についての話を聴き、大府の平太郎が熊野権現に参拝する御絵伝の場面を思いだしました。


c0209909_7274744.jpg余間に飾られた宝物を見せてもらい、本堂に円陣を作り砂糖漬けの立派な梅をお菓子にしてお茶を頂き、30分の滞在で出発でした。
境内までバスが入り、とても楽ちんな参拝でした。

c0209909_7281031.jpgAM11:05 大山草庵跡
親鸞さまが法然聖人の三回忌法要を直筆の三尊六高祖を安置されとり行われた、場所に今も草庵跡の記念碑が建っています。


c0209909_7282779.jpg暑い!
日が高くなるにつれ気温も上昇、記念写真を釣るだけでもフラフラになりそうでした。

c0209909_7292717.jpgAM11:45 昼食
昼食会場は今回の旅行で唯一の観光地で、水戸光圀が歴史書『大日本史』の編纂した隠居所です。
食堂やお土産物屋さんも一緒にあり、1時間の昼食タイムに茨城のお土産がゲットできました

c0209909_833794.jpgAM12:55 枕石寺
予定よりも少し時間を早めて到着しました。
想像通り枕石寺のご住職は不在のようで、本堂は鍵がかけてありました。

c0209909_843195.jpg覗き参り
本堂の扉触ってみると、横側の1ヶ所だけ少し開きました。
縁側からそのすき間を使い順番でご本尊にお参りさせてもらいました。

c0209909_844699.jpg寒くとも たもとに入れよ 
西の風 
弥陀の国より 吹くと思へば

と詠んで、石を枕に身を横たえられた宝物は、レジメの写真で記憶に留めてもらうことになりました。

c0209909_8501.jpgPM1:20 阿弥陀寺
親鸞さまが関東を離れられるとき、大山草庵を定信房に託されました。
それが後に寺院に発展し、本願寺3代覚如上人から阿弥陀寺という寺号を与えられたお寺です。


c0209909_851634.jpg宝物拝観
庫裡の広間には法然聖人三回忌法要のために書かれたご本尊や脇掛、昭和48年長持の底から発見された、二十四拝交名帳など、親鸞展で全国を回った宝物のオリジナルを間近に拝ませてもらえました。


c0209909_853369.jpg三尊六高祖図
金泥の十時名号、聖徳太子と法然聖人のご絵像、レプリカかと思ったら、全てオリジナルの原本、感動でした。
この掛け軸の前で親鸞さまが導師としてお勤めをされたかと思うとゾクゾクするものを感じました。

c0209909_855452.jpgPM1:50 上宮寺
関東御旧跡巡りの結びのお寺は、板敷山弁円が明法房と法名を授けられ開基となったお寺です。

c0209909_861457.jpg御消息のお勤
最後のお勤めは親鸞さまのお手紙『御消息』第2通の前段、明法房の往生の知らせを聞き、それを喜びとして綴られたお手紙です。
ご住職も我々のお勤めを聞いて、いたく感動されました。

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最終のお寺、しかも坊守さんは宇都宮の法友のお姉さん、本堂に置かれた小型冷蔵庫から珍しい梅干しの変わり種、沢山出してもらってのお茶休憩となりました。
関東のお寺さんは何処でも、こうした来訪者をとても歓待してもらえるような気がします。

PM2:45 上宮寺出発

c0209909_864782.jpgPM5:00 東京駅に帰還
週末の高速道路渋滞もたいしたことなく、予定通り丸ビルの前でのバス降車となりました。
泉観光バスの篠田Driver、安全運転お疲れさまっでした。 

c0209909_87454.jpgPM5:15 東京駅前
正尊寺仏教壮年会ご一行23名、正真正銘のおノボリさん、どこから見ても田舎の団体だと分かってしまうのでした。

c0209909_872325.jpgPM5:50 発車
40分前にはプラットホームにて全員待機、折り返し新幹線の手際よい車内清掃に感嘆でした。

c0209909_873840.jpgPM6:33 東京駅発車
ひかり527号が静に動き出し、無事全員新幹線に乗れ住職はヤレヤレ脱力感でしたが、会員は元気です。
また、車掌から「うるさい」と、注意を受けていたようでした。

c0209909_874858.jpgPM9:15 正尊寺解散
羽島駅からワゴン車3台で帰ってきました。
全員で歌う恩徳讃が夜陰を破るように境内に響き渡っていました。

無事の帰還、皆様お疲れさまでした。

※ 去年の仏壮研修旅行

by shoson | 2014-07-12 22:00 | 教化 | Comments(0)

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