男性陣はまず境内外回りの幕張準備に取りかかりです。
8年に1回まわってくるお取り持ち、数ある幕を何処へ張るのか、マニュアル写真を見ながら、皆さん悩みもっての作業のようでした。
山門土塀も五色膜で飾られていき賑やかになってきました。
今年は広島の「瀬尾浩義商店」で購入の報恩講ノボリも新調し「親鸞さまありがとう」報恩講を盛り上げてくれます。
森川本部委員もマニュアルを手に陣頭指揮、境内の幕張は快調に進んでいきます。
チョッと、トラブル・・・
幕のまん中を絞る房ひもの「
あげまつ結び」がほどけてしまいました。他の紐を見ながら真似ようにも、なかなか結べません、iPhoneで検索し、
それに沿って 何とか結び治せました。
AM10:20
幕張が終わり甘酒で休憩です。
映らなかったiPad、画面回転ロックをOn・OFFしたら映るようになり、スクリーンに注目の休憩でした。
AM10:35
一服が終わると本堂と庫裡の受付などの設営が始まりました。
本堂のセッティングが終わった頃、
大野花屋さんが仏花を立てに来てもらいます。
AM11:50
午前中の作業は一段落、あじ御飯と具だくさん味噌汁でお昼御飯です。
PM12:30
お腹を満たしいよいよお華束の着色が始まりました。
スクリーンに映し出された去年の作品を見ながら、慎重に筆を運んで行かれました。
落雁でできた引っ付け菓子も、金の台座に輪ゴムで留めていきます。
柔らかくもろい
吉野家の落雁、大きな身体のオジさんが慎重に貼り付けてもらえました。
PM1:25
お華束の彩色が完成し、記念写真も撮り、本堂へ運ばれていきます。
お手間入りの御供物、大事そうに運んでもらえました。
14本のお華束、お手間入りの素晴らしいお供えとして、お内陣を飾ってもらえます。
平成28年の報恩講、阿弥陀様の周りをお荘厳する御供物です。
PM2:30
全ての作業は早々と終わり、早速3時のおやつです。
休憩が終わると、作業の無い方から漸次解散となりました。
早朝よりお疲れ様でした。
今年も元仏婦会長のK野さんが、古流のこだわりお道具持ち寄りで床の間の花を生け回ってもらえました。
素晴らしい生花ありがとうございました。
報恩講では買物帳が障子紙で作られます。
最近の障子紙はロールでしか販売していません、大福帳を作るには難しく成りました。
ロール紙を来年度以降も使えるよう同じ長さにカットしました。
結構面倒くさい作業でした。