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c0209909_120418.jpg1月13日からは本格的にお取り持ちの方々が入られ報恩講準備が始まります。
3日間で約1000食分のお斎、下ごしらえも大量です。
大根と人参をツキツキして“なます”の準備、お取り持ちの皆さん思い思いの快適な場所を陣取り作業開始です。


c0209909_120111.jpg昨年までは陶器の瓶に入れて保管しましたが、庫裏工事中に割れてしまい、今年からはプラスチックの桶で保管です。
風情はなくなりましたが、衛生的で収納も便利になりました。

c0209909_1201923.jpg土間流しは横一列に並んで作業ができ、人の動きがスムーズになりました。

c0209909_1203187.jpg土間流しと板間調理台が対面なので、お互い違う作業でもコミュニケーションができ、賑やかに作業が進んでいきます。
例年、外回りやお華束の着色が終わっても、台所の下こしらえが終わることはありませんでしたが、今年は早々と終わり、名物のかぶら煎りまで完成できました。
以前の台所とは違い、新しい厨房の使い勝手は大変良いようです。



by shoson | 2011-01-13 11:58 | 行事 | Comments(0)

報恩講のお供え「お華束:おけそく」を新しい厨房で作りました、その新しい課程を紹介しましょう。
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c0209909_1915146.jpgお華束のタネは餅米とうるち米の米粉です。
まずは米粉をお湯で練って団子を作ります。
お湯の混合栓の付いた流しで練り上げます。昨年までは地べたの作業、お湯を足すにもこねるにも楽な姿勢での作業になりました。

c0209909_19159100.jpg米粉の団子ができたた、蒸籠(せいろ)で餅米の上に並べて蒸し上げます。

c0209909_19151815.jpg蒸籠をふかすために背の低いスープ用ガス台(RGSー066B)を設置しましたが、低めのガス台なので女性でも安心して蒸籠を扱うことができました。
このガス台は報恩講のお斎でお噌汁用に55L寸胴鍋を使いましたが、これも好評でした。

c0209909_19152654.jpg餅米と米粉団子が蒸し上がると、電動餅つき器で伸し餅のタネが作られます。
厨房土間と上がり框の段差を利用して、今までより楽な姿勢で作業できるようになりました。

c0209909_19153450.jpg餅つき器から取り出されると、米粉をまぶした伸し板に移され、10㎜の枠木に合わせ伸ばされていきます。
今回から一度に伸ばす量を7合分にして伸し板からはみ出ないようにしたら、上手く均一に伸ばすことができました。

c0209909_19154113.jpg均一に伸ばし、ここからは人海戦術です。
伸し板の回りから塩ビ継手を加工した道具で、丸く平べったいお餅玉を型抜きしていきます。
反省:伸板をくっ付け並べたのは効率が落ちました。
来年からは2島にします。


c0209909_19155210.jpg型が抜かれたお華束餅は、作業台兼用のアイランドキッチンの上でお華束形成版に形を整えながら並べていきます。
立ち仕事になって人海戦術より一層、効率が上がりました。

反省:米粉が飛散するのでキッチンの隙間(特にIHレンジの換気口など)をしっかり目張りしておかなければ掃除が大変。

c0209909_9594273.jpg40畳の厨房、板の間にファインコードカーペット敷きブルーシートを被せ、狭いかなと思いましたが、このスペースで充分全ての作業ができました。

c0209909_100165.jpg厨房だけでは手狭になった時にと、会議室もブルーシートを敷きつめ作業場にしてありましたが、ちょうど良い休憩所になりました。
例年庫裏中使って粉だらけになる準備も、厨房と会議室だけで済みお掃除も楽でした。



翌日のお華束盛り
c0209909_1916119.jpg厨房板の間に45㎝座卓2本置き、地元の達人方でお華束盛りがされました。

c0209909_19161042.jpg明るくエアコンも効いて暖かく、快適空間で作業をしてもらえるようになりました。

報恩講準備のメインイベントお華束作り、かつての寒くて暗い庫裏を脱却した厨房施設が威力を発揮した作業となりました。


by shoson | 2011-01-11 00:13 | 行事 | Comments(0)

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c0209909_103461.jpg報恩講まであと一週間、厨房の回転釜で丸揚げを炊くシュミレーションをしました。
あげが焦げないように竹製の煮ザルを敷、まずは丸揚げを200個湯せんにします。
80Lのお釜だと余裕で茹でられます。

c0209909_1035543.jpg火力が強くあっという間に茹で上がりますが、釜の縁に付いた竹が燃えてしまいました。
もう煮ザルのストックは無く、あわてて関市にある石原かご屋(22-3651)に電話をかけましたが「報恩講までにはとても出来ないと言われ、煮ザルに変わる物を探しました。

c0209909_18204229.jpg倉庫を探すと煮ザルとはチョッと違いますが、おなじ竹製の古い大ザルを発見、しっかり煮沸し煮ザルの代わりに使ってみることにしました。

c0209909_1041239.jpgステンレスの針金で取っ手を作り扱いやすると、お揚げを一杯入れて持ち運びも快調です。
厨房担当の達人方々からも評判は上々です。

c0209909_1042022.jpg丸アゲ200個湯煎も快調、回転釜の風呂の中でご機嫌良く茹でられていきました。

c0209909_1042946.jpgダシ・醤油・みりん・砂糖・お酒で割下をたっぷり作り、カゴごとどっぷりと付け一煮立ち、美味しそうな丸アゲができました。
この作業を二釜、あとは一晩じっくりとタレを染み込ませれば、400人前のお斎メインディッシュ丸アゲの出来上がりです。


by shoson | 2011-01-08 09:59 | 行事 | Comments(0)

庫裡が完成し最初の行事は前住職の本葬でした。
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c0209909_2244928.jpgはじめに庫裡建設に尽力していただいた正尊寺総代の本部委員と建築委員の皆様で集合写真を撮りました。

c0209909_22441745.jpg葬儀のお取り持ちは各地区の役員さん120名、大広間に集合しそれぞれの持ち場分担の説明会が開かれました。
電気屋さんが付けたホームシアターの音響設備でもTOAのKZ30をマイクミキサーとして使い充分大広間で対応できました。

c0209909_22442590.jpg関係者のお斎は60㎝×180㎝の座卓に6名ずつゆったりと頂くことができました。

c0209909_22443222.jpg控室は、念のため養生ボードを敷きお斎の配膳場所に使われました。
8畳間ですが充分に活用されていました。

c0209909_22443914.jpg2階の座敷は襖を外し、二つの広間としてしようされました。
床間の8畳と仏間の5畳は会行事さんと楽人さんが入られました。

c0209909_22444615.jpg中の間と下の間の8畳は美濃四十八座のご院さんや親戚の法中さんが入られました。

書院の3部屋と2階の4部屋の和室はこうした大掛かりの法要には無くてはならないお座敷になりました。

c0209909_22445457.jpg1階大広間は開け放たれスクリーンも降ろされ本堂の様子が映しだされ、葬儀サテライト会場として働いてくれました。

c0209909_2245212.jpg今回の葬儀では一般会葬者の焼香がスムーズに流れるよう、本堂縁の焼香台から庫裡へと靴袋を手に手に移動するよう流が作られました。
1間の広い庫裡廊下やホールが緩衝地帯となり、スムーズな人の流れができました。

c0209909_2245960.jpgお焼香の後庫裡の見学もして、庫裡玄関で靴を履き境内へと排出される会葬者、ゆったりとした流になっていました。

c0209909_22451783.jpg葬儀の後は大広間で170名の親戚と総代役員による法要が勤まりましたが、52畳とそれを取り巻く広い縁廊下で十分対応できました。
その後の会食も140名が一同に割子弁当を頂くこともでき、新築なった庫裡のキャパシティが発揮された前住職の本葬でした。

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by shoson | 2010-12-20 08:30 | 行事 | Comments(0)