昨年9月に発覚した庫裡縁の下の漏水事件、1年経ってやっと原因が究明されました。
生コン34台分敷いたぶ厚いベタ基礎の下から水が湧くはずも無く、大雨の吹き降りかエアコンドレインからの漏水と決め込んでいましたが、この夏水を吸い出しながら原因を究明してきました。
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c0209909_05392796.jpg6月後半エアコンを使い始める前に基礎は水浸しになっていました。
7月に入ってこの漏水との戦いが始まりました。
c0209909_05392736.jpg縁の下の様子が潜り込まなくても判るように、防犯カメラとLEDスポットの台車を作り、TVで確認できるようしました。
福島原発の捜索ロボットをヒントに設置です。
強制乾燥の扇風機も回し続けました。
c0209909_05392738.jpg2㎝程溜まった会議室下では、扇風機での乾燥では間に合わず、乾湿掃除機を持ち込み吸い取り作業です。
スケボーのようなモグラ作業は結構くたびれます。
c0209909_05392744.jpg水を抜き、扇風機で乾燥させて行くと水源が特定されました。
立て基礎とベタ基礎の間に型枠からはみ出たのか木の節穴のような物を発見しました。
ここから少しずつ湧いているのです。

c0209909_05392771.jpg乾湿掃除機の水排水用に使っていた電ドルミニポンプで吸い出しますが、ジワジワと際限なく水が湧いてきます。
c0209909_05413606.jpg会議室下から階段下の搬出口までは15mのホースを使って水を運びます。
マキタのインパクトドライバーと電ドルポンプの相性は抜群、楽々排水できました。
c0209909_05414894.jpg湧水口が発見でき、水が広がらないよう木枠でダムを造り水を貯め、排水できるシステムを作りました。
c0209909_05420847.jpgブロックされた遊水地には水深を測るため、5mm単位の線が引かれたフィルムケースを置き、撮影台車もセットして状況をいつでも確認できるようにしました。
c0209909_05421438.jpgこまめに排水できるよう、インパクトドライバーは地下から出して、2ヶ月間湧水量のデータを取り原因究明をしてきました。
天候・エアコン稼働時間・行事など、そのデータを照らし合わせ考えまし。
c0209909_05422018.jpg行事の後に漏水量が増える傾向、これしかないのではと排水枡の水を抜き、様子を見ていると水の流れが確認できました。

c0209909_05422739.jpgベタ基礎の上に水が溜まる、これしか無いと庫裡建設blogの日程を参考に、現場写真を点検し、結論が出ました。
もっと早く気づくべきだった。
c0209909_05423176.jpgベタ基礎の上に置かれた溜め枡から下水道へのパイプへ繋がれています。
溜め枡に亀裂が入り漏水したら、水の逃げ場は無く地下に溜まっていく。
当たり前の結果ですが、このことが判るまで2ヶ月間水を汲み上げ続けました。
c0209909_05423608.jpg原因が解れば設備屋さんの対応も迅速です。
庫裡設備を担当した高橋設備屋さんに連絡しました。
c0209909_05424236.jpg市会議員で元中川北組教区会議員の息子さん、気持ちよく修繕しに来てもらえました。
c0209909_05425661.jpg当初は原因が解らず、床を削って水道管を調べようかとも言っておられたが、最もダメージの少ない修繕で済み有り難かった。
c0209909_05430135.jpgコーキングと防水モルタル施工、3ヶ月悩まされていた出水、これで終止符が打たれました。
c0209909_07011773.jpg床下撮影ロボットの映像を見るのもあと少しです。

by shoson | 2016-10-06 07:11 | 修繕 | Comments(0)

報恩講の準備を重ねるたびに、様々なアイテムに改良を加え、より良いお荘厳やお勤め、快適な参詣ができるよう正尊寺は進化しています。
今回は明日のお華束盛(けそくもり)の前に華束台に少し手を入れてみました。
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c0209909_00233669.jpgお華束のステン串、を支える台の穴を深くし、串の安定と傘餅に先端が納まるようにしたいと考えました。
ドリルにL字アダプターを付け、3.2mmドリルで台座貫通させます。
c0209909_00234000.jpg台座の裏側に4mmのシナベニアを貼付て、串のお尻が飛び出ないようにするのが1番簡単な方法だと、ホームセンターで163mm角にカットしてもらいました。
六角形にするため、4隅を見本カットします。
c0209909_00234341.jpg1枚ずつでは面倒いので、7枚重ねてクランプで固めてレシプソーで一気に四隅カットです。
道具は道具、簡単に六角形の底板14枚完成です。
c0209909_00234839.jpg華束台に裏側に作った底板を木ネジで固定です。
ここでもクランプで仮止めすると簡単、法務員くんと二馬力でアッという間に完成です。
c0209909_00235449.jpgこのはみ出し具合なら、傘餅を突き抜けることもなくなるでしょう。
ついでに、グラインダー砥石で串先のトンガリをつぶし、手に刺さって怪我しにくくしてみました。
c0209909_00235805.jpg下町工場のようなキッチリとした精度ではありませんが、お供え台の中で見えなくなってしまうので、見場よりスピード優先の雑な作業でした。
ステン串138本も先端加工作業終了です。
c0209909_00240244.jpg360°串12本で積んでいく丸盛りお華束台8基完成です。
心棒は相当年代物ですが、当分はお華束盛り台として現役活躍してくれそうです。
c0209909_00240678.jpg180°金串7本で飾る半盛り華束台は6基も完成です。
明日はこの二種の台座に8,000粒の華束餅が盛られていきます。

c0209909_00241056.jpg去年の1月にはお華束餅形成板も7枚追加制作しました。
こうした夜なべ作業、DIY趣味の住職は大好きです。

by shoson | 2016-01-11 20:00 | 修繕 | Comments(0)

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c0209909_18503416.jpgここ数日の中庭のモミジが枯れ始めだしました。
まだ4ヶ月前稲沢で買ってきたばかりなのにどうしてしまったのでしょう、状況を後藤造園に知らせると樹木医のAさんが見に来てもらえたそうです。

c0209909_18504626.jpg原因は鉄砲虫、根元に大きな穴が開いていました。
この状況だと、もう助からないようです。

c0209909_18505559.jpg中庭に入れたもう一本のモミジ、こちらは緑葉のコンモリ元気そうだったが、枝のあちこち茶色に変色枯れ始めた。
この2本のモミジは3月中旬入れたばかり、初めて緑の葉っぱが出てきた所なのに、どうしたことだろう。

c0209909_1851532.jpgこのモミジは穴こそ開いていないが、根元はカサカサになり何となく病的、やはり鉄砲虫のしわざらしい。

鉄砲虫はカミキリムシの幼虫で、木の表面に生み付けられた卵が孵化し、幹の中にトンネルを掘りながら木質を食べ、最後成虫になるとき穴を開けて出てくるようです。

by shoson | 2011-07-23 18:00 | 修繕 | Comments(0)

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c0209909_1356966.jpg庫裡北側には鋼製の外階段があります。
設計士さんは見栄えと漏水など勘案して、外階段設置には消極的でしたが、2階を生活空間とするにはどうしても必要だと作って貰いました。
但し、漏水と壁面クラッシュを避けるために、階段と壁には10㎝の隙間が有り、雨が降ると厨房勝手口の入口に少しですが雨粒が落ちてきます。

c0209909_13562432.jpg梅雨に入り、その雨粒が鬱陶しくなり、その隙間を塞ぐことにしました。
ホームセンターで思案の結果、アクリル版で小屋根を作ることにしました。
50㎝×110㎝、厚さ1㎜のアクリルサンデーを購入し、まずはカッティングです。
これは素人にも簡単、ハサミで紙を切るよりも寸法通り真っ直ぐに切ることができました。

c0209909_13563551.jpg45㎝×16㎝にカットしたアクリル版を電熱器を使い隙間に合うように曲げ加工をします。
これはなかなか難しい、片方はトギトギの直角に曲げたかったのですが、角丸の上に波打ったような・・・板金屋さんのような綺麗に仕上がりませんでした。
厚さ1㎜というのはかえって難しいようでした。

c0209909_13564912.jpgアクリル版が飛んでいかないように止めるのは、階段側面にCクランプ(シャコ万力)で固定された、15㎜厚の巾20㎝の板に45㎜の角材を付けた下地材にペンキを塗ったものです。
お手軽で、何処も傷つけること無く納まっていて、素人の良いアイデアだと自己満足です。

c0209909_1357018.jpg下地にアクリル屋根材を置き、ステンレスネジで固定します。
寸法も測らず目分量で固定し始めてしまい、重ね部分にバラツキができたのは、素人作業のご愛敬でしょう。

c0209909_13571674.jpg最後に、流れる雨水が下地に漏れ出さないように、コーキング剤でねじ穴やつなぎ目を処理、水誘導の堤防を作って作業完了です。

c0209909_13572820.jpg今一つ見場はパッリとしていませんが、大雨の時階段下を出入りしても雨粒がかかることはないでしょう。
それに、階段部分が少々揺れても壁側は1ミリの柔らかいアクリル版が触っているだけ、壁にヒビが入る事はないはず、住職思案の傑作です。


by shoson | 2011-06-03 08:00 | 修繕 | Comments(0)

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c0209909_1055277.jpgきょうは後藤造園さんが職人さんを連れ朝から工事でした。
坪の内に植えた椿がチョッと歪んでいるように見えるので直してもらいました。
中庭の完成もあと少しです、池に見たてた部分の底に敷く石を物色中とのこと、今回も10粒ばかり置いてありました。

c0209909_106625.jpg庫裡と玄関を繋ぐ3m巾コンクリートの防火室、2階の廊下から見えるコンクリート平面の屋根が何とも味気なく、枯山水風にして体裁良くならないかとお願いしました。

c0209909_1062085.jpg10日前砂利を手作業で運び上げ、防水シートを貼った屋根に敷き詰め、枯れ池が作られました。
コンクリートむき出しの平屋根が隠れ感じ良くなりました。

c0209909_1063313.jpg池には島の石が付きものですが、屋根ですから重たい石は避けたいところ。
軽い本物そっくりの人工庭石が有るとのことで、それを置いてもらいました。
本物そっくりですが、やはり本物志向が大切と、100年前の鬼瓦なども並べ体裁の良い箱庭になりました。

c0209909_1040363.jpgきょうはその人工庭石に 風蘭(フウラン)の生えた石を引っ付け、より自然さがかもし出されるようにしてみました。
チョッとした遊び心ですが、イイ感じになりました。


by shoson | 2011-05-31 09:00 | 修繕 | Comments(0)

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c0209909_22124554.jpg朝8時前境内の赤外線アラーム反応したので、防犯カメラにTVチャンネルを合わせると、玄関のカメラに大きな顔が写りびっくり!
落ち着いてよく見ると懐かしい顔、白木クリーニングのK田さんではなかろうか?
玄関を見に行くとT監督の指揮でケヤキの虹梁に脚立を掛け作業中だった。

c0209909_22125924.jpgケヤキの虹梁が少しシミのような模様が現れていたようで、先日の和平会でK監督がその色あせ気づき、メンテ修繕に職人さんを連れて来てもらえたようです。

c0209909_21542430.jpg着色剤の入ったエナ油を丁寧に塗ってもらえ、ムラになっていたところはまったく分からなくなり、ケヤキ独特の美しい木目が一段と際立ってきました。

住職が気づかない様な無垢材の変化見逃さず、丁寧なメンテナンスありがとうございました。

by shoson | 2011-05-12 08:00 | 修繕 | Comments(0)

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c0209909_22283821.jpg気候も暖かくなり、このところの行事や葬儀会場となる機会が増えた庫裡大広間の音響整備を始めました。
仏間隣の押入にはAV機器が置かれ壁の穴からはいろいろのコードやラインが引き込まれています。

c0209909_22284739.jpg設計段階では簡単な放送設備しか見積もってなく、完成間際電気屋さんにお願いして数本の同軸ケーブルを引いておいてもらいましたが、まだまだ足りません。
自作でスピーカーケーブルや本堂からの予備同軸ケーブルを引くことにしました。

c0209909_22275990.jpg今回は3C-2V同軸ケーブルを本堂まで1本、玄関外とホールでスピーカを鳴らすためのスピーカーケーブル2本を這わせました。
大引と根太に1㎝ほどの隙間がありラッキー、うまい具合に縁の下へコードを出すことができました。

c0209909_22273920.jpgかつて電気屋さんが話していたように、縁の下をほふく前進するのは大変辛い作業になります。
そこで考え、板にキャスターを付け簡易スケートボートを作り、腹ばいになってベタ基礎の上を滑る作戦にしました。

c0209909_2228918.jpg縁の下のベタ基礎の上をサーフィンのパトリングの要領で進みます。
丁寧に仕上げられた基礎面はべた凪のように気持ちよく滑れました。

c0209909_22275058.jpg所々に電気コードが横たわり、横波で転倒といった感じですが、ホコリさえ立たなければ愉快な作業でした。

c0209909_22281860.jpg玄関横RC防火室との境に貼られた板に9mmの穴を開けコードを通し、チョッと奢ったPanasonicジョイントボックスレセプタクルコネクターを取り付けました。

c0209909_22282850.jpgスピコンコネクターには4本の線間違いなく付けなければ成りません、ネットで配線動画もしっかり学習しハンダ付けまでしてバッチリ、プロの職人さんに負けない仕事ができたようです。

c0209909_2228574.jpgまだ庫裡の放送機材は揃いきっていませんが、当座はTOAのKZアンプからハイインピーダンスで音源供給、室内をニョロニョロとコードを這わすことなくすっきり実用に耐えるようになりました。


by shoson | 2011-04-28 09:00 | 修繕 | Comments(0)