天候不順の今年また明日から雨模様です。今日は大勢のお大工さんが応援に駆けつけられ、屋根のあちこちから子気味の良い槌音が響いていました。
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c0209909_444475.jpg工事用の仮設コンセントには延長コードが一杯差し込んであり、コンプレッサー・電ノコ・釘打ち鉄炮・電動カンナなど様々なモーターが回っています。

c0209909_445084.jpgそんな、応援の部隊のなかに、屋根仕舞いで技術が必要な化粧軒を黙々作っていかれる懐かしい顔がありました。平成元年本堂大修復の折、小森棟梁の下で太鼓堂を任され腕を振るわれたM棟梁です。

c0209909_4451564.jpg太鼓堂の地棟にはM棟梁の名が輝いています。
あれから20年、十数ヶ寺の本堂を新築する堂大工の棟梁となっておられます。

c0209909_4462353.jpg大屋根では若いお大工さんが屋根仕舞いに奔走です。
まずは、厚さ9ミリの合板を全面に敷きます。大屋根全体を覆うこの合板は建物全体の剛性を高めるために据え付けられるそうです。

c0209909_446355.jpg合板が敷きつめられると、その上には厚さ15ミリの杉板が敷かれていきます。

c0209909_4465415.jpgクレーン車の元ではお大工のY本さんが、屋根で敷きつめるだけで良いように、加工しながら材料を切りそろえて準備です。
さすがに、これだけの量の杉板、加工するにもエンジンチェンソーが使われます。

c0209909_447315.jpg杉板が張り詰められるとゴムアスルーフィングが敷かれ木切桟で仮止めされていきました。
これで少々の雨が降っても大丈夫、お天気を心配する必要が無くなり安堵です。

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1階部分の軒回りも完成し防水のゴムアスルーフィングが貼られていきました。

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大屋根の軒先は一時ブルーシートに覆われ、これで建物全体が雨から護られる形になりました。
まだまだ、屋根仕舞いが終わるまでには手間が掛かりますが、建て方から2週間休み無しでの作業一段落のようで、足場には丸平建設の大看板も取り付けられました。

関係の皆さんおつかれさまでした。


by shoson | 2010-03-31 08:00 | 工事 | Comments(0)

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大屋根の西側にも破風が取り付けられ、垂木が並んで打ち付けられました。

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軒先の垂木(たるき)は桧木の化粧材、見えるところは節がまったくありません。押さえや鼻先の板は米ヒバで綺麗に仕上げられていきます。

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屋根から凄いエンジン音がしたと思ったら、垂木の先端をエンジンチェンソーで切り落としです。
これは早い、13間24㍍の大屋根の垂木あっという間に切りそろえられました。

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正面からも玄関の吹き抜け屋根のイメージができるようになってきました。

by shoson | 2010-03-30 15:30 | 工事 | Comments(0)

小屋組ができ母屋(もや)がのると、庫裡の全景が西の国道からも見えるようになりました。庫裡の建築が気になり見に来られるお客さんが倍増、百聞は一見にしかずと言ったこの頃です。
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c0209909_19522958.jpg1階屋根部分の化粧垂木が取り付けられていきました。
取付は壁側は5寸釘ですが、軒げたにはビス留めでした。
c0209909_19525838.jpg以前は垂木が持ち上がらないように金具を付けていましたが、今はタルキックという長いネジが有効とのことです。

c0209909_19532561.jpg庫裡北東角最後に残った角木の取付作業。
何故か2階の現場にクレーン車のドライバーの姿が見えます。

c0209909_19535977.jpg工場でいちおうに加工されて来ていますが、現場でジャストサイズに合わせての据えつけ、結構時間が掛かっていました。

c0209909_19541877.jpg軒柱の礎石の位置決めが行われていきますが、ここにもクレーン車のオペレーターお手伝いを買って出ていてもらえます。
働き者のM鍋さん本当にありがたい職人さんです。

c0209909_19544312.jpg位置決めの終わった礎石は、左官屋さんによってモルタルで固められていきます。
超特急で固まる石材固定材のBDシスイエースを少しずつ溶きながら固められていきました。

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玄関吹き抜けの破風と大屋根東妻の破風が上がり、米桧葉の美しい曲線が現れました。
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by shoson | 2010-03-29 16:43 | 工事 | Comments(0)

午後1時半から本堂に、GさんとIさんの総代さんが会計監査のために来られました。
会計さんに代わって住職が帳簿の説明をして、綿密な監査をしていただきました。
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現在進行中の庫裡新築工事は、親鸞聖人750回大遠忌法要(しんらんしょうにん:だいおんき)の記念事業として進められています。
これは、親鸞さまのご法事を勤めるにあたってお寺の環境を整備して、行おうという考えから始まりました。
一般のお家なら、お嫁さんを迎えるために家を建て替えたりリホームしたりするような感覚かも知れません。普段なかなかできない事業を50年に一度のご法事の時に、門徒皆で力を合わせて行おうというものです。
そのため、経常の会計とは別に6ヶ年の時限で『御遠忌特別会計』がくまれ、毎年監査も受け門徒役員総会で報告がされています。

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多額の懇志(こんし)寄付金で進められるため、何年間にもわたり積み立てていかれる門徒さんが主流で、表計算の納入台帳も複雑になっています。
住職は未だ、ロータス123を使用しています、煩雑になれば成るほど色使いが綺麗で使い慣れたロータスに頼ってしまいます。
会計担当のS委員はExcel派、コンバートしながら間違わないように注意が必要です。

by shoson | 2010-03-29 13:30 | 事務 | Comments(0)

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浮気をされた真正クレーンが早朝帰ってきてもらえました。きのうは代わりのクレーンで、職人さんとの意思疏通のため庫裡大屋根では大きな声が飛び交っていたようです。お隣の奥さんも「きのうは賑やかな現場やったね」と感想が寄せられていました。
オペレーターのM鍋さんは木造建築の建て方を熟知され、丸平建設の職人さんの出すサインの癖まで見分けられるようで、昔の鳶の親方をやさしくした感じで無くては成らない存在、一日の浮気で助かりました。
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小屋組の上に母屋(もや)が取り付けられ、大屋根の姿をイメージできるようになりました。
その姿は圧巻・・・・でかいです。本堂よりはずっと低いですが、この姿は遠くからも見えるようになり、多くの門徒がしょっちゅう覗きに来られるよいになりました。
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午後6時本日の作業終了、定点撮影です。

by shoson | 2010-03-28 16:00 | 工事 | Comments(0)

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今日も冬型ですが青空が広がっています。駐車場では大屋根の小屋組が作られていきます。
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いつもの真正クレーンから黄色のクレーンへ交代したようです。
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玄関上の吹き抜けも小屋組が作られました。
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一日で大屋根の小屋組ほぼ出来上がりました。小屋組ができると一段とゴッツイ建物の姿になりました。
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1階の屋根垂木も取りつけられていきました。桧の化粧垂木綺麗に並んでいきます。
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建て方9日目、定点撮影です。

by shoson | 2010-03-27 16:00 | 工事 | Comments(0)

何日かぶりの青空が広がりました。そこを3段に組まれた幅12㍍の小屋組が、庫裡2階の大屋根として運ばれ据え付けられていきました。
今日一日で、大屋根半分位が斜めの屋根の姿を想像できる骨組みができました。
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by shoson | 2010-03-26 10:00 | 工事 | Comments(0)

今日は予報も実際も昨夜からの雨はあがらず、職人さんはお休みと思っていました。ところが、早朝から駐車場に地響きが・・・・まさかと思っていると、クレーン車が一台増えていました。少し小振りの12㌧境内の中まで入ってアームを延ばしていました。
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お大工さんも全員雨ガッパを着て玄関虹梁の据付スタンバイです。冷たい雨にも負けない職人さん達はスゴイです。
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まずは、向拝柱(ごはいばしら)のような30㎝角のケヤキ柱に虹梁(こうりょう)がセットされます。上等なケヤキで作られた柱や梁は厳重な養生が施してあり、少々の雨なら平気なようでした。
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c0209909_20404321.jpg虹梁の先には木鼻が差し込まれ、鯱栓(しゃちせん)で柱と虹梁が一体として固められていきました。
丸平建設の工場で仮組テストもされているので、こうした悪天候の条件でも作業ができること、納得できました。

c0209909_20414968.jpg仮組みされた玄関先はレッカーでつり上げられ、据付が始まります。
向拝柱が納まる土台は四角の板と角が丸くなった座布団のような御影石の2枚セットで真ん中に穴が開いています。その2枚の石を貫くように柱の突起が突き刺さり、固定されるようです。長すぎるような向拝柱の出べそが必要な訳がわかりました。
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建て起こされた虹梁の上には正尊寺定紋の付いた蛙股がセットされ、桁(けた)がそのうえに納まりました。
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玄関先が完成すると、庫裡東側へと軒先の化粧梁が据え付けられていきます。
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c0209909_20425462.jpg軒先を支える桧柱には出べその様な突起が差されて、その突起を貫通するようにドリルで穴が開けられます。
c0209909_2043132.jpgわざと中心を外した穴の開けられた礎石に柱の突起が差し込まれ、ボルトで基礎にはり付けられます。

c0209909_2043814.jpg軒先の桁はベイヒと呼ばれるカナダ産ヒバ、化粧材でもあり丁寧に組み上げられていきます。

c0209909_20431653.jpg桁先の継ぎ手には込み栓が装着されています。
目の詰んだ最高級の米ヒバですが削げやすい性質もあり、割れないよう先端部分の補強の一手間だそうです。

c0209909_20432294.jpg目の込んだ米ヒバは美しいだけでなく、腐りにくい材なので雨風の当たる軒先の化粧構造材として使われます。
美しい木に施された複雑な継ぎ手は、さながら棟梁の芸術品です。

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カナダで伐られ台湾の製材所で挽かれた最高の米ヒバ材、代わりのない大切な部材だけに、お大工さんも慎重です。
棟梁はじめ7人のお大工さんがしっかり一日作業に当たっても、軒先すべて完成することができませんでした。日の入りの午後6時には小型クレーンも撤収し本日の作業終了、あと片付けが始まりました。
作業に当たったみなさん、冷たい雨の中お疲れさまでした。
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by shoson | 2010-03-25 16:00 | 工事 | Comments(2)

きょうは雨天休業かと思っていたら、朝からカッパを着ての建て方がはじまりました。
二階部分の地棟丸太の据えつけ、午前中で何とか片づいたようで、雨粒が大きくなった午後は職人さん撤収されていきました。
寒いなか体を濡らしながらの作業、お疲れさまでした。風邪などひかないようにして下さい。
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丸平建設の代表でもあるH本部委員長が来月10日、上棟式で地棟に付ける棟札を持ってきてもらえました。
寺山から切り出した桧木を板に加工したもので結構でかく、役員さんや職人さんの名前一杯書けそうです。
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by shoson | 2010-03-24 12:00 | 工事 | Comments(0)

小雨が降る日ですが、お大工さんは定刻に作業開始です。2階屋根裏に入る12㍍の丸太がクレーンでつり上げられていきます。
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2階の梁の上で待ちかまえるお大工さんの元に運ばれ、大屋根の南北に渡され納められていきました。
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玄関の吹き抜けの丸太梁も組まれていきました。この吹き抜けは、箱根の蒲鉾館がモデル、二階に居住する者と玄関に来られたお客さんとの距離を埋める発想で設計された、正尊寺庫裡のシンボルです。
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お彼岸永代経の三日目、住職もお勤めの合間に気になる工事をウォッチングしています。
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玄関吹き抜けの丸太には北山で切り出した桧が使われます。防水紙で養生され玄関待合室の天井に納まりました。
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建て方が始まり5日目、2階の地棟半分まで進みました。
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by shoson | 2010-03-23 17:00 | 工事 | Comments(0)