c0209909_7545951.jpg瓦葺師さんは庫裡の仕事はすべて終わりました。
帰りがけ、土塀の屋根とトイレの屋根もついでに直して貰いました。
コンクリート製の土塀ですが、屋根勾配が少なく水が入っているようで、なかの木製桟は腐って使い物にならず、苦労して復元されたようでした。
ありがとうございました。

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c0209909_75767.jpgトイレの屋根は解体工事の時、クレーン車が引っかけ割れた隅瓦を載せ換えです。
これは簡単に治りました。


c0209909_7573287.jpg4月13日に組み立てられ、瓦や泥を運び上げ続けたタワーウインチが撤去されました。
いつも黙々と作業される田中チャンピオンのお父さん、最後の撤収も変わらず一人での作業です。

c0209909_7574778.jpgナンバン漆喰を混ぜ合わすマシーンも撤去。
さすがに、これは重量級です、お大工さんも手伝ってトラックに乗せられました。

c0209909_758232.jpg足場板や残った材料などすべてトラックに積み撤収作業感完了です。
2ヶ月半にわたった屋根葺き作業、村上親方にこやかに御礼の言葉を交わし帰って行かれたそうです。
住職は不在で御礼を言うことができませんでした。
Blog上から
「村上屋根瓦の皆さん、丁寧な仕事ありがとうございました」

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by shoson | 2010-06-30 17:52 | 工事 | Comments(0)

ここ3日住職はお寺を留守にしていました。工事は毎日進んでいきます。
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c0209909_7495811.jpg外壁回りの付け土台、付け長押(なげし)が据え付けられ、木部補保護材が塗られていきました。

c0209909_750942.jpg2階では2人のお大工さんが、ヒバ材で雨戸の戸袋を制作中です。


c0209909_7503946.jpg6月29日の定例打合会、住職は参加出来ませんでしたが、電気工事や木部仕上げ材について確認されたようです。
住職には物置の棚の設置具合についての宿題が出たようでした。

c0209909_7505128.jpg設備屋さんが空調の配管工事に来られました。

c0209909_751287.jpgお大工さんによって、どんどん床が貼られていきます、完全に塞がる前に床下の配管をされるようですが、狭い穴の中堅い銅管配置ご苦労様でした。


by shoson | 2010-06-30 15:47 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_849921.jpg庫裡の大広間には仏間が設えます。
そこへ安置されるご本尊は京都の『京都仏像美術社』で制作されつつあります。
粗彫りが進み、お姿が確認できるようになったと連絡が入ったので仏師さんの工房を訪れました。
親子で工房をかまえる『京都仏像美術社』で、正尊寺のご本尊本体を彫ってもらっているのは息子さんの北典生仏師さんです。

c0209909_8494236.jpg粗彫りのお立ち姿のアミダ様、こんな姿は今しか見ることができません。
仏間に安置されるときは金色の輝く姿になっています。
正尊寺のご本尊の制作を北仏師にお願いしたのは、住職と坊守がたくさんの仏師の図録を見せてもらい、正尊寺に似つかわしい優しいお顔に曳かれたからです
本堂のアミダ様は厳しいお顔です、庫裡は優しい方が良いと思ったからです。
その辺りも仏師さんにお話ししながら、色々なことを教わってきました。

このアミダ様の木地は紅松を寄せ木して彫られているそうです。


c0209909_8504626.jpg身の丈は一尺五寸、アミダ様の頭のてっぺんまでの身長か思っていたら、仏像は足の裏から額の生え際までの高さだそうです。
知りませんでした・・・・


c0209909_8515987.jpg工房の他のブースでは、弟さんが小さな葉っぱのような物を一心に彫ってみえました


c0209909_8522958.jpgこれも正尊寺ご本尊の蓮台(アミダ様が立っておられる蓮の花)の花びらだそうです
一枚一枚丁寧に彫られているようです。

c0209909_8525970.jpg仏さまの彫刻はノミと小刀だけで作り、ペーパーで仕上げることはないそうです。
ペイパーで仕上げると同じ位丁寧に薄く刃物で仕上げられていく、緻密な作業に感心しました。

c0209909_8535831.jpg蓮台の花びらは9枚の6段、54枚全てに番号が振ってあり、仕上がりが美しい花弁になるよう、全て少しずつ形を変えて彫るそうです。
多くのご門徒がこのご本尊の前でお念仏称えてもらえる、それにふさわしいご本尊のお姿になる確信を持ちつつ、仕上がりが楽しみになりました。


by shoson | 2010-06-29 08:41 | その他 | Comments(0)

破風(はふ)の裏がわに貼られた板の何ヶ所かに丸い穴が開いている、空気抜きの穴のようです。
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c0209909_9215485.jpg破風裏は杉板のようですが、小判型に墨付けされ、電動ジグソーで穴が空けられていきます。

空気抜きは大屋根東西の2ヶ所の破風用に、こうした板が8枚作られています。

c0209909_9221231.jpgタダのアミが貼られるのかと思ったら、銅線で編まれた物で見場は上等です。
しかも、編み目からハチが進入して天井裏に巣くうといけないので、ステンレスのネットも重ねて二重で貼られます。

c0209909_9223229.jpg板の裏側に銅網とステン網を重ね、添え木でガッチリ止められていきます。
ここでも、木工ビスがしっかり締め上げていき、ハチどころか蚊もブヨも這い出る隙間はありません。

c0209909_9224158.jpg空気抜き窓の完成。
ステン網だけで十分機能しているのに、完成後の見場を気にされるお大工さん、銅網でステンレスを隠し和風に拘ってもらえています。
高い大屋根の下、誰も気づかないような所へも細かな配慮、ありがたいことです。


by shoson | 2010-06-28 01:20 | 工事 | Comments(0)

完成した木連格子を窓から外に出します。
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大屋根の上を慎重に運びます。
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お大工さん3人に監督さんも手伝い、4人がかりで降り棟を越えていきます。
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妻まで無事に到着しました。
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原寸見本に添って作られた木連格子はピッタリ納まります。
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c0209909_631191.jpgもう一枚一緒に作られた右半分の木連格子が運ばれ、破風の中で合体します。
合体させると継ぎ目は隠れて、目の前で見ても一枚物にしか見えない職人技です。

c0209909_63113100.jpg木連格子が納まった屋根裏から覗くと景色はイイ感じ、このまま展望台にでもしておきたいと思いましたが、風雨がかかる妻壁そもいかないようでした。

c0209909_6321136.jpg内側に回ったお大工さんは格子に桧板を張りだしました。


c0209909_6331575.jpg格子の穴が塞がれていく感じです。
格子側すべて桧板が貼られると、30㎝くらいにカットされた板が運び上げられていきました。

破風の裏側と格子の間に出来た空間を、板で蓋をしていきます。
本堂にも見劣りしない見事な妻壁飾が出来上がりました。

あとは、丸平建設の作業場で黙々と手彫り作業をしておいでる野々村彫刻師制作の懸魚(けぎょ)が来るのを待つだけです。
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by shoson | 2010-06-27 00:27 | 工事 | Comments(0)

きょうは大屋根の破風(はふ)の中につく妻壁(つまかべ)を飾る木連格子(きつねこうし)が三ヶ所とも付きました。
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この格子が取り付けられるまでをレポートします。
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2階のフロアーには大量のカンナ仕上げされたヒバの角材が運び込まれていました。
お大工さんは破風の三角に合うよう長さを調整しながら加工の準備、必要本数を長い万力で固定し墨付けをされます。
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c0209909_6173348.jpgつけられた線に沿って丸鋸で溝の深さの切り目が入れられます。

切れ目に沿って当て木をあて、襖の桟に溝を掘るカンナで削られていきます。
丸鋸で線を切るのは、カンナで削ったとき万が一にも角が潰れたりしないように、保険のようなものだそうで、美しく仕上げるこだわりのようです。

c0209909_6191434.jpg縦横それぞれに溝が掘られると、組立が始まります。
万力を使わないと納まりません、丸平のお大工さんは堅い仕事です。

c0209909_619393.jpg木連格子(きつれこうし)がナマって狐格子(きつねこうし)とも呼ぶそうですが、今は良いビスがあるので、裏側からビス留めすれば、ずれることも外れることもなく、仕事が早く進むようになったと、お大工さんの談です。

c0209909_61955100.jpg木連格子は2分割で作られ、△の左右対称のものが出来上がりました。

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c0209909_6205797.jpg△の木連格子が完成すると、事前に角材で破風の反りに合わせ作った原寸添え木に合わせ墨がつけられ、ノコギリでカッとされます。
結構な部分が切って捨てられます、チョッと勿体ない感じがしないでもありませんでした。

c0209909_6213857.jpg外枠がつけられ完成した木連格子にシンナー系の塗料が塗られていきます。

c0209909_6215341.jpg格子だけでなく内側に貼る桧板にも塗られているのは、キシラデコール「やすらぎ」という保護材でした。

保護材も塗られ取付を待つばかりの木連格子の出来上がりです。


by shoson | 2010-06-26 23:04 | 工事 | Comments(0)

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きょうは村上親方と田中父さんが2人で作業、最後に残った1階北側隅棟を積んで、すべての瓦が所定の場所に納まりました。
4月12日から2ヶ月半、名人の手による瓦葺きが完成し、あとは最終調整と撤去作業のみとなりました。

お疲れさまでした。

by shoson | 2010-06-25 17:36 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_7424721.jpg防火RC建物部分の左官仕上げが行われました。
これで外側は凸凹が無くなり吹きつけの仕上げをするばかり、内側はまだ防火扉の内側を厚塗りされるようでした。

by shoson | 2010-06-25 15:41 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_624265.jpg梅雨の間合い快晴の午後、設計士さんが監督さんと何やら相談・・・・。
土台から立ち上がった基礎のモルタル仕上げの厚さを協議中でした。
基礎と土台の間には虫押さえの付いた基礎パッキンが挟み込まれています、この隙間の空気循環を妨げず見場の良い基礎面をどうするか、微妙な仕上がり具合、設計図面では表現できない部分のようです。

大広間の襖を収納しておくヒミツの戸袋についても検討・・・・


c0209909_6243322.jpg住職的には襖を立てかけておくスペースの確保をお願いしたあったのですが、設計士さんと監督さんは住職の意を200%以上汲む形の収納戸袋を考えてもらっているようです。
後日紹介しますが、正尊寺庫裡大広間を保持するアイデア空間なだけに、設計士さんも監督さんも出来上がりを想像し綿密な段取りがされていました。


by shoson | 2010-06-24 15:22 | 工事 | Comments(0)

c0209909_8503246.jpg未明からの大雨きょうは終日雨かと思っていましたが、お昼前にあがりました。
するとお昼から、村上親方が久々に田中チャンピオンを連れ添って来てもらえました。
トラックの荷台には黒漆喰(この地ではほとんど白い漆喰しか見たことがない)のバケツが積んであり、田中チャンピオンは県外へ浮気しに行っておいでのようです
ともあれ、葺き師2人だと半日でも仕事は進んでいきます。

c0209909_85194.jpg1階隅鬼瓦もあと2個、北面鬼ヶ所となりました。
きょう一つ載ったのであと一個が残るはずですが、何故かまだ二包み・・・・坂井製瓦さん予備に置いておかれたのでしょう。

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c0209909_8512631.jpg北面東側の隅棟にドロを積む田中チャンピオンに、
「一ヶ所くらい、お歯黒のように黒漆喰でも良いね・・・」と、チクリと浮気への皮肉も言ってみました。
ただ、さすがにチャンピオンは動揺もなく黙々と仕事を進めていき、ベランダ角の土居熨斗まで完成していきました。



c0209909_8514345.jpg付柱の納まった1階外回りには、板金屋さんが水切り板金の段取り、棟梁と監督が仕上がり良くするために指示をしていました。

c0209909_8515590.jpg玄関では高圧水洗機による洗い作業が行われました。
90年間に貯まっったカビや汚れが綺麗に流されました。
暫く休んでいた、浅川建設担当の玄関とトイレ増設工事も本格的に始まるようです。


by shoson | 2010-06-23 13:48 | 工事 | Comments(0)