c0209909_5301548.jpg
c0209909_5302527.jpg毎日6人のお大工さんがあちこちの現場で造作を進めておられます。
2階の和室はM野さんが襖や障子を建てられるように、杉や桧をミゾ加工し和室8畳3間、隣に物置と部屋を区切って行かれます。

敷きを付け柱を立てるときは、赤いレーザー光線を発射し垂直を計りながら設置「昔はいちいち分銅をぶら下げしたもんやが・・・・・今は楽んなった・・・」と、説明を聞きました。

敷居や鴨居が付いてくると、素人でもだんだんと部屋の雰囲気が想像できるようになってきました。



by shoson | 2010-07-31 16:28 | 工事 | Comments(0)

c0209909_19474729.jpg京都嵐山の京都仏像美術社、北典生仏師から、ご本尊の彫りが終了し8月に入ると塗師屋さんへ送られ、素彫りは今のうちでないと見られないと連絡が入り、坊守と連れだって行きました。
嵐山化野(あだしの)念仏寺の隣の工房、お座敷に通されると白木の阿弥陀如来像が机の上に立っておられました。


c0209909_19475688.jpg先月来たと時には感じられなかった、お顔の表情や細かな線が現す慈悲を感じることができるようになっていました。

ふくよかで、慈愛溢れるお顔、仏師の選択に狂いはなかったと、住職としての選球眼間違いなかった納得ができました。

c0209909_1948483.jpg54枚の蓮の花びらも仮止めされ、蓮台となっていました。
これも一枚ずつ緑の彩色と金箔で仕上げられるようです。

c0209909_1948191.jpg昨夜、このご本尊の制作を仲介している京都鷲見仏具店の番頭さんから、今なら胎内仏のようにお身体に由緒書きなどを納めることができると聞きました。
北仏師が頭を持ち上げると、首からスポッと抜けるではありませんか・・・・ほとんどの仏像は体にヒビが入らないように中空に成っているそうで、漆をかける前はこうして抜くことができるそうです。

c0209909_19483658.jpg今朝京都に来る前漢詩風(漢字のみで書く)の由緒をモミ和紙に書いてきました。
もう少し時間があれば、格調高くできたかもしれませんが、とりあえず何時どうしてこの仏さまを誰に制作してもらったかだけを書き記しました。

c0209909_19484478.jpgアミダ様のお腹は結構でかい・・・・・・もっと大きな紙に内容濃く書けたのでは・・・・・後悔しましした・・・。
漆をかけるときにはヒビや亀裂が入らないように完全に接着するそうです、この状況を知っていたら、巻物に仕立てた由緒でも作ったのに・・・・チョッと残念でした。

c0209909_1948511.jpgアミダ様のお顔だけをマジマジと見つめ、お願いしてあったとおり優しい柔和なお顔、北典生仏師の卓越した技術による制作は思い通りでした。

c0209909_19485833.jpg自ら頭を戻し、これで漆をかけ箔をおき、正尊寺庫裡お内仏本尊として仕上げてもらうようお願いをして嵐山を後にしました。


--------------------------------
c0209909_19491395.jpg
c0209909_19492024.jpg嵐山を出て、北大路を東に向かい修学院離宮の近く、唐長修学院工房に向かいました。
大玄関吹抜にシンボルとして天平大雲和紙シャンデリアを下げたい、その相談のためにやって来ました。
ネットで見て想像するのでなく、小さいながら現物を見て構造や作り方が実際にわかり、こちらの希望も伝え図面を作りと見積をしてもらうことになりました。
十二代目当主もこんな大きなランプシェードは作ったことがない・・・・・どうするか、職人さんとも相談しながら進めるとのご返事、ワクワクしますが・・・・どんな見積書が出されるか一抹の不安も増しました。


by shoson | 2010-07-30 13:44 | レポート | Comments(0)

c0209909_19492618.jpg
c0209909_19493482.jpgメンテナンスを考えて、1階・2階とも水回りの設備を東北の角に集めました。
1階は厨房、上は居住スペースの台所や風呂洗面などが集まっています。
1階厨房の設備は基礎の中や床下を這わせていたので全体を眺める事ができませんでしたが、2階のそれらは天井に付くだけに下からすべてが見渡せます。
すべてのパイプに結露防止のグラスウールが巻かれ針金で止められ、銀のパイプに青赤、賑やかな天井裏になりました。

c0209909_19494174.jpg



by shoson | 2010-07-29 17:48 | 工事 | Comments(0)

c0209909_6222015.jpg

c0209909_6222960.jpgウインチを設置した1・2階突き抜け物置に、踏天井(ふみてんじょう)風の床が取り付けられました。
重量器機や車椅子が上がる間口、85㎝×170㎝の空間を蓋する板については事前に、荷重に耐える素材、しかも開け閉めに負荷が掛からない軽いものという注文に、35㎜厚のタモ積層材が使われています。
4枚の板をクローゼットの扉を床面するようにとのお願い、埋め込み取っ手が付けられます。

c0209909_6223753.jpg住職の要望を叶え、しかも美しい仕上げになるように、お大工さんは蝶番を使って試行錯誤しながら仕上げて行きます。

踏み天井の床を折観音開き、超ベテランのお大工さんもこんな仕事は初めてのようですが、さすがに他の現場では棟梁として腕を振るわれるM田お大工さん、思い通り超上等の物置床ができました。

ちなみに住職は、庫裡完成後はこの観音開き床をOneアクションで開閉できる半自動の物にチューンUpしようと企んでいます。

c0209909_6224457.jpg



by shoson | 2010-07-28 16:21 | アイデア | Comments(0)

c0209909_658460.jpg
c0209909_6581378.jpg
きょうは設備屋さんが何人も沢山の材料や器具を持って作業開始です。
1階のパブリックスペースはすべてエアコンが設置されます。
トラックから降ろされた室内機は結構ゴツイ物ばかり、ここ数日の猛暑来年からはこのエアコンの吹き出し口から冷気が出るかと思うと、楽しみになります。

c0209909_6582133.jpg


c0209909_6582899.jpg天井裏は配管だらけ、その中でも空調関係は断熱と結露防止のためにどのパイプも発泡スチロールのズボンがはかせてあり、天井やダクトスペースは手狭になってきた感じです。

c0209909_6583681.jpg




by shoson | 2010-07-28 14:57 | 工事 | Comments(0)

c0209909_1527720.jpg
梅雨開け以来連日35度以上の超真夏日が続いています、職人さんもお昼からはものも言いたくなさげに疲れた表情で作業を進めています。
そんなところへ、北海道のお世話になっている方から、夕張メロンが送られてきました。いつもならお泊まり会の子供たちのおやつになるのですが、今年はお泊まり会もないし、一番お疲れの職人さん方に冷やしておやつに出しました。
これはおいしい、と皆さんペロリと食べにこやかに、北海道からの贈り物疲れた職人さんのエネルギー源になったようです。

c0209909_15274476.jpgいつもだと、火曜日午後からは定例打合会ですが、住職が不在になると告げてあったので、監督と設計士さんは打合せがない予定だったようです。
しかし、それとは知らない設備屋さんと電気屋さんは律儀に集まってこられました。
少しだけ相談をして、せっかくだから玄関吹抜の照明器具について、現場で荒井電気のK井さんに相談に乗ってもらいました。

今月末、京都の唐長での相談に的確な注文を出せる知識を一杯吸収、実りあるプレ打合会になりました。



by shoson | 2010-07-27 15:00 | 工事 | Comments(0)

c0209909_20134873.jpg
c0209909_20135549.jpgあさ、京都の鷲見仏具店から「今から木地師さんとそちらへ向かいます」の電話がかかりました。
きょうは岐阜教区のサマースクール(葬儀ができスタッフとしての参加を断念)にお昼頃、正尊寺関係者を送っていかなければならない・・・微妙な時間配分だと思いながら午前中のお参りから帰ってくると、大広間ではお内仏の仕込仏壇の仮設えが始まっていました。
お扉や天蓋はまだ白木のまま、今回仮設置をして寸法を合わせてから、塗り屋さんや泊屋さんへ仕事が回っていくようです。
実際に取り付けると思った以上にイイ感じで、多少の注文を付け仕上げるようにお願いしました。

c0209909_2014373.jpg
c0209909_20141067.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 工事現場は進んでいます

c0209909_20141636.jpg ※ 1階のお大工さん
8畳控えの間の天井が貼られました。
これで1階北側の法衣室と控えの間の透目天井が完成し、和室の感じが出てきました。

c0209909_20144786.jpg※ 2階のガス配管

庫裡の二階は住居スペースですが、予算の関係でエアコンを外した関係上、冬はガス暖房ができるようにガス配管だけすることになっています。
天井裏は電気のコードに交じって、ガス管が敷設されていきました。
天井裏でガス漏れしたら恐そうですが、LPガスは空気より重いの必ず下にいる人は匂いで気が付き、で天慶裏に充満することはないそうで安心しました。



c0209909_20145440.jpg※ 1階の配管設備
1階厨房の上あたりは排水管が蜘蛛の巣のように張り巡らされだしました。
排水のビニール管に交じって、断熱材を巻いた排水管のような物も走っていて、尋ねると、会議室エアコンのドレインホース(水拭き)で、冷たい水が排出されるので、結露しないように発泡スチロール材で保護してあるとのこと。
なるほどと、納得しつつもエアコンの冷や汗くらいに手間のかかる事だなあと納得しました。

c0209909_2015087.jpg※ ウインチが取り付けられました
この庫裡は1階部分がすべてパブリックスペースとなるため、ホームエレベーターを設計図面には考えましたが、予算上設置は無理と判断して将来用のスペースとして1・2階繋がった物置となりました。
その2階部分の床を、踏天井にしてウインチでの荷揚げ空間となりました。
お大工さんが踏天井の梁を付け、ウインチも設置してもらえました。


※ 1階のお大工さん
2階壁の腰板を貼ったF大工さんが、1階の腰板を貼り始められました。
c0209909_2015613.jpg


c0209909_20151339.jpg※ 土塀の石組
モミジの養生に来た、後藤造園の親方は土塀の石組みを直し始められました。
この工事は見積には入っていないのですが、現場監督さん瓦屋さんや造園屋さんに次いで仕事のように頼まれ、直して貰っています。




by shoson | 2010-07-26 11:11 | 工事 | Comments(0)

c0209909_622620.jpg
c0209909_6221374.jpg庫裡施工の丸平建設さんは毎年『お客様感謝祭』として夏休みにイベントをしてみえる。
少し前から現場監督さんから、是非来て欲しいと坊守に話があったらしく、今朝の日曜学校で子どもたちを誘ってみたところ、6人の子供がお昼から参加してくれました。

引率は坊守と庄司院代さん、午後1時過ぎに集まりワゴン車で丸平建設本社工場へ行き、受付と工場見学から始まったようです。

c0209909_6222014.jpgすでに工場各所の体験ブースは大勢の親子連れで、たいへん賑わっていました。
毎年の企画が浸透し、夏休みの宿題工作をクリアする定番イベントとして、西濃では相当有名のようでした。

c0209909_6222820.jpg正尊寺日曜学校の子どもたちも、木工教室やお楽しみイベントで思いっきり楽しんでいました。

子供たちの反応を聞くと、端材で作った魚にみたてたアイテムを釣り上げる釣り堀が一番人気でした。
正尊寺庫裡造作工事では、これを作れるような端材が毎日たくさん出てきているような・・・・・
坊守は、それを取っといてお寺でもやろうと、闘志まで燃やしていました。

c0209909_6223984.jpg正尊寺の現場監督、ここでも相変わらず動き回り、参加者のお世話をして見えました。

丸平建設の皆さん、元気な正尊寺日曜学校生お世話になり、ありがとうございました。


日曜学校のBlogでも紹介しています


by shoson | 2010-07-25 13:20 | その他 | Comments(0)

c0209909_547965.jpg
c0209909_5472149.jpgここ数日の猛暑で人間だけでなく、植物もバテているようです。
この冬に大移動したおおモミジの葉が萎れてきました。
後藤造園に連絡すると、日曜日にもかかわらず、親方が職人さんを連れ、さっそく養生に来てもらえました。
毎日、坊守が川から水を汲み上げ充分に水分補給はしてあるはずですが・・・・・梅雨開けから連日35度以上の猛烈な日差し、移植したての木には答えているかもしれません。

c0209909_5472968.jpg幹や枝には養生布がまかれ、高い枝には黒い遮光布がかけられました。
このモミジはなんとか残したいと、庫裏の計画が始まったときから手をかけてきました、絶対に枯らかすわけにはいきません。
後藤親方命がけで護ってもらうよお願いしたことです。


by shoson | 2010-07-25 11:45 | 工事 | Comments(0)

c0209909_20465473.jpg
c0209909_20484117.jpg大玄関の式台は唐破風の重厚な作りです。
玄関からあがる賓客を迎へ入れるために、屋根は前におじぎをするように中心が前のめりになっています。
葺師さんに尋ねると、瓦2列で約5寸(15㎝)広げなければならないそうです。平瓦の寸法が8寸(24㎝)の標準板、筒瓦で隠せる開きではないとのことで、上部は本堂に使う9寸板の瓦を使い溝の開きをフォローしているとのことでした。

なるほど、上の方の4枚ほどは一振りでかい瓦とわかります。


c0209909_20471419.jpg唐破風玄関屋根は雅で粋でなければなりません、よってゴツイ降棟(くだりむね)は付けません、2本の紐丸瓦で巾調整部分を隠し仕上げられます。
もう一本の紐丸瓦が付くと、8寸の瓦も9寸の瓦も見分けが付かなくなるようです。

c0209909_20473330.jpg唐破風の妻に使われる紐丸瓦は、外側の段差を隠すために、片方の足が異常に長く作られています。
この長い足をグラインダーで削りながら、湾曲した屋根に合わせていく熟練の技術が必要とされるようです。

玄関屋根にはこうした特殊な瓦が沢山使われています。

c0209909_20474295.jpg
ナンバン漆喰を使い形を整えながら、100年の風雪に耐えるよう仕上げていきます。
c0209909_20475068.jpg



by shoson | 2010-07-24 15:45 | 工事 | Comments(0)