c0209909_0452991.jpg

3月の建方の時期は天候が不順で良く雨が降り、せっかくの美しい化粧構造材に沢山のシミが付いてしまいました。
K田洗い屋さんが入り、そうした汚れのクリーニングで白木に付いたシミが綺麗に落とされていきました。

by shoson | 2010-09-30 12:44 | 工事 | Comments(0)

28日火曜日午後1時半から定例の打合会、今回は業者さんは見えなかったが、完成に向け細かい仕様の確認決定がされた。
左官仕事の壁も、大判の現物塗り見本が届けられていて決定、設計士さんと坊守の意見がほぼ一致した、間違いない完成度になることでしょう。
c0209909_1484523.jpg

いよいよ完成に向け外構も考えなければ成りません、工事途中で足場やむき出しのコンクリート、素人にはなかなか雰囲気が掴めません。
しかも、予算が皆無の状態なので思い切った注文も出来ず・・・・悶々としながらの現場相談になりました。
c0209909_1485561.jpg

by shoson | 2010-09-29 00:00 | 会議 | Comments(0)

c0209909_11495694.jpg
c0209909_1150440.jpg今日から2階の石膏ボードを貼るために、山本内装の2人の職人さんが現場入りです。
1人は脚立で貼り込み、片方は伝えられる採寸通りカット、分業でとても効率よく作業をして行かれます。

c0209909_11501154.jpgお大工さんは電ノコで切って今したが、内装屋さんはカッターで切れ目を入れ煎餅を割るように折り曲げカット、石膏の煙が出ずしかもスピーディに進みます。


c0209909_11502065.jpgボードを留めるビスは電動ドリルで付けて行かれます。
山本親方のビス打ちは機関銃に負けないスピードで、ドリルが回転したままビスをセットし打ち込む作業、大昔の手打ちのパチプロのような早業です。


c0209909_11502684.jpg正尊寺の庫裏は混んだピッチだそうで、今日だけでも3箱は使うだろうと。
お大工さんのような連射エアガンは使わないのかと尋ねたら、ビニールマガジンに入ったビスは、値段が高いので採算が合わないとのこと・・・・職人さんの世界、経費節減厳しいようです。




by shoson | 2010-09-28 11:30 | 工事 | Comments(0)

c0209909_10008.jpg
c0209909_100796.jpg先週から大屋根の樋が付け始められました。
ステンレス板をいぶし銅風に仕上げられた樋は上等そうです。水が溜まり階下へと送る「アンコウ」は触ってみるとプラスチック製、上手にそれらしく作ってあるのには驚きです。
樋受けは銅製で手作りのようです。

c0209909_1001911.jpg今日は加茂板金の職人さん宅配の段ボール箱を持って現場に入られました。
差出人が名古屋の(有)鍛治金製作所とあり、鍛冶屋さんが作ったばかりの樋受けが届いたようです。

c0209909_1002746.jpg段ボールを開けるとピカピカ目映い銅の樋受けが沢山入っていました。

c0209909_1003478.jpg樋受けのU字になった内側には、マジックで番号がふってありました。
正尊寺の大屋根樋は受け手の長さが異なる12種類必要だとの話です。
半分の仮留めでそれぞれ必要数を割り出し、発注してやっと届いたとのことらしいです。

c0209909_1004269.jpg樋の高低差を受け手の長さで調整しながら、角度を付けスムーズな流を作るそうです。
樋受けの形状はみな同じで、付け方や曲げたりしながら角度を着けると考えていましたが、違うようでした。

c0209909_1004971.jpg先週間引きして付けられた間には、番号がふってあり今日はそこへ受け手を付けて完成させて行かれるようです。

c0209909_1005654.jpg化粧垂木にビス留め、これならしっかり止まっているようです。
化粧垂木一本とばしで取り付けられ、全部で150本の受け手が必要をの事です。
樋一本を掛けるのにもなかなか、簡単にはいかない職人さんの苦労がわかりました。


by shoson | 2010-09-27 10:58 | 工事 | Comments(0)

c0209909_19435452.jpgc0209909_194422.jpg


















9月22日水道屋さんがメーターを付けて、コンプレッサーで空気圧を上げて空気漏れの検査のようです。
5気圧の空気が2階の水とお湯のパイプ全体に入っているようです。

c0209909_19441143.jpg9月23日
c0209909_19441767.jpg9月24日
c0209909_19442650.jpg9月26日
5日間に0.7気圧の減少・・・・漏れているようには思えないので考えてみると、ここ数日一気に気温が下がったので、そのせいかも知れないと考えてみました。
でもチョッと気温だけでは減りすぎているようにも・・・・きょうは日曜日で職人さん全休、来週水道屋さんに聞いてみよう。


by shoson | 2010-09-26 16:42 | 工事 | Comments(0)

c0209909_5321183.jpg二階の造作が急ピッチで進んでいます。
廊下や板張りの部屋は胴縁という桟が23㎝間隔で並んでいきます。


c0209909_5321824.jpgどこもまるで牢屋のようで、一向に石膏ボードが張られる気配がありません。
監督に尋ねると、とにかく工事を早く進めるにはお大工さんの技術の必要な下地のみ完成させ、あとのボードは専門職人に作業して貰うとのこと。
納得の骨だけ風景です。

c0209909_5322654.jpg格子になった胴縁の隙間から大屋根下の棟札が見えます。
この棟札もあと数日で隠れてしまいます、記念に胴縁の格子に頭を入れて最後の写真を撮ってみました。
c0209909_5323488.jpg格子の上で後ろをふり向くと、お風呂の天井に何やら輿のようなものが乗っていました。
監督に尋ねると、2階天井裏の点検口はシステムバスの上、這い上がるとき身体を預けることの出来るスペースを作っておいたとのこと、見えないところに細かい配慮です。

c0209909_5324062.jpg確かにその回りにはガスの止栓など、天井裏の配管が密集しています。
間違ってお風呂の天井裏を踏み抜かないように・・・・監督さんの目配り安心工事に感謝です。


by shoson | 2010-09-25 17:29 | 工事 | Comments(0)

c0209909_7113664.jpg秋お彼岸の法要、お参りの方々は休憩時は飲物を片手に、お昼にはおにぎりを頬張りながら、本堂の縁から工事の進む庫裏をを見て、我が子の成長を見るように喜んでいました。
そんな午後、お勤めの終わった住職は境内に流れるお説教を聴きつつ作業小屋2階で打合会でした。

c0209909_7114349.jpgサエダ左官がたくさんの見本帳を広げ左官仕上げの説明、名刺大の色見本から、52畳の広間全体や10m吹抜壁面の完成発色イメージ、素人には今一感じが掴めません。
白漆喰が無難かと思っていたら、設計士さんや監督さんから、室内大壁面ではチョッと間が抜けるからと・・・・難色NG、絞り込んだ数色を実際に塗った色見本を作ってもらうことになりました。

c0209909_7115227.jpg続いては東海ペイントの社長さんが直々、塗装工事の打合せに見えました。
外壁部分は面積の少なく色見本ですぐ決定、無垢桧貼りの廊下など木部塗装についてはじっくり説明を聞きました。
米ヌカ袋で拭き上げ作業は出来そうにないので、無垢材の風合いを保ち、丈夫で長持ちお手入れ簡単な塗装、オスモカラーに決定しました。



c0209909_712214.jpg造作工事:階段

完成したかに思った階段の手すり部分が、下駄をはいたようなことになっていきました。

c0209909_7121267.jpg建築基準法で2階の腰壁は1.1m以上が条件だそうで上がりきったところの取り合いが悪いとの事で、松田お大工さん手をかけやすい高さの手摺り部分と思ってつくってくださったのに、下駄履き修正となったようです。


by shoson | 2010-09-24 15:13 | 工事 | Comments(0)

c0209909_657847.jpg
c0209909_6571731.jpg野口棟梁はステルス襖を格納庫へと導く敷居と鴨居を刻み終わられたようです。
どちらも真ん中辺からミゾが無くなり、襖が横いざりする大きな凹みになり、敷すべりの3㎜分の調整が大変そうでした。

c0209909_6572587.jpgこの敷居は大広間と廊下の壁の中で接合されます。
壁の真ん中という狭い中での接合ですが、スムーズな襖の動きのために細心の微調整が施されていました。

c0209909_6573132.jpg見事、ドッキング!

c0209909_6574425.jpg大広間から廊下を渡り格納庫まで10m、一直線の襖敷居が出来上がりました。

c0209909_6575647.jpg鴨居も同じように壁の中でドッキングして格納庫まで延びてきました。
格納庫は襖を一時置くだけのスペースですが、桧で作られ3箇所に扉が付くという見場の良い入れ物が作ってもらえるようです。

c0209909_658478.jpg


by shoson | 2010-09-23 16:55 | アイデア | Comments(0)

c0209909_23272250.jpg昨日から始まった中央メイン階段の設置工事、松田お大工さんが手早く仕上げて行かれる。
ナラの積層材階段はすでにプレカットで踏み板の溝が掘ってあり、意外に早く段取りが進んでいくようです。

c0209909_23272942.jpg上がり口一段目は、北山から切り出し手斧初式で担ぎ込まれた記念の丸太、太いため階段への食い込実を美しく仕上げるために、相当苦労しておられるようでした。

c0209909_23273696.jpg一段目の加工ができると折り返しの踊り場まで、11段一気に作られました。

c0209909_23274347.jpg折り返しの踊り場はナラフローリングも、アッという間に敷かれていきました。

c0209909_23275014.jpg踊り場から2階までは9段、これまた2階廊下との取り合いが決められ固定されると、どんどん踏み板がセットされ階段へと姿を変えていきました。
明日からは、梯子でなく階段で2階へ上がったり降りたりできそうです。

c0209909_2327717.jpg


by shoson | 2010-09-22 17:26 | 工事 | Comments(0)

正尊寺庫裏の仏間にお迎えするご本尊、塗師屋さんから箔屋さんへと工程が移っていきました。
今回は京都市山科区の北村箔押師の工房を訪ねレポートしてきました。
c0209909_10544841.jpg
c0209909_10545562.jpg20畳ほどの工房では、北村箔師と若いお弟子さん二人で、大きなお宮殿の箔押しの最中でした。
根気の仕事にこうした若い職人さんが携わっている所を見ると、伝統が受け継がれている感じで嬉しくなります。
そんな工房のムロからご本尊の台座や光背を出し、見せてもらいましたがそうした装飾品はすでに完成していました。

c0209909_1055310.jpg仏さま本体は、お衣部分は2度箔を貼り完成、お顔とお身体部分は一度置いただけでテカった感じのお顔でした。

素彫りや黒漆の時より、ぎらぎら脂ぎった感じで品が無くなったような・・・・

c0209909_10551061.jpg
北村箔師からの材料説明では、台座などは金沢金箔1号色箔を使い、本体は一番上等の五毛色を貼るそうです。
金箔を貼る接着剤は生漆を使います。

説明が終わると箔師さんの目がキラリと光り、仕上げの作業が始まりました。

c0209909_1055182.jpg仏さまのお身体やお顔のお化粧が始まりました。
まず、生漆をハケで塗金をする部分に塗ります。
生漆は空気中の湿気と反応して黒い色に変色していきます。
せっかくの金色が薄汚れた感じに・・・・

c0209909_10553648.jpg昔のでんちこにでも入っていたかのような古い真綿で、黒くなった生漆を拭き取っていきます。
ヤレヤレ、黒ずみが拭き取られまた金色のお顔に戻ってくれました。

c0209909_10554273.jpg竹串のように尖った先にも真綿を付けて、綿棒宜しく目や口などの凹んだところの生漆も丁寧に拭き取られていきます。
せっかく塗った漆跡形もなくなったようですが・・・

c0209909_10554950.jpg元通りになったようなお顔やお身体に、今度はもっこりの真綿に金粉を付けて、天花粉を塗るようにぽんぽんとはたきながら撫でていきます。

c0209909_1055563.jpg茶碗に入った金粉は光っていません・・・・大丈夫かなぁ?
北村箔師の言では、金粉は金の削り粉ではなく、金箔の耳などを集め細かく砕き、ニカワで練って乾燥させたもので、髪の毛のキューティクルみたいな平べったい粒だそうです。

c0209909_1056215.jpg女性がお化粧のとき、ファンデーションとやらを塗ってお肌の色つやを引き立たせるようですが、仏さんも金粉のパタパタするとお肌がしっとりし潤ってくるのです。

c0209909_1056937.jpg真綿のパフが届かない隙間は綿棒風竹串真綿で拭き上げ、最後の仕上げは柔らかな筆で優しく撫でて、更にしっとり感をUpさせるようです。

金箔だけだとギラッとテカり、脂ぎったようなお顔でしたが、「ぬぐい」という金粉をまぶす技法、スゴイ変身でした。

c0209909_10561581.jpg仏さまから外された両の手も同じように金粉でお化粧され、摂取不捨の印相も一段と柔らかく安心感が生まれます。

作業終了し、数日間ムロで乾かされてから、パンチパーマのような螺髪(らほつ)を紺色に染めるために彩色屋さんへ回っていくようです。

c0209909_10562396.jpg


by shoson | 2010-09-21 13:00 | レポート | Comments(0)