10月最終日で日曜日、工期に追われるお大工さんは、日曜返上で監督と共に作業日でした。
c0209909_083518.jpg
c0209909_084426.jpg玄関の格天井(ごうてんじょう)松野お大工さんが担当ですが、野口棟梁も馳せ参じて、夜まで作業が続きました。

c0209909_085222.jpg室外になる玄関格天井は水に強い米ヒバを削りだして作られました。

c0209909_09363.jpg十字にクロスするホゾを空けたら、トリマーという器械で竿の角の装飾が施され、竿が完成します。

c0209909_6535026.jpg格天井のムク板は四方を釘で止めると、いずれ木の収縮でヒビが入る可能性があるそうです。
2方だけ釘で止め、あとは当て木をあて板に掛からないところで釘を打ちしっかり押さえ込むそうで、お手間入りです。

c0209909_091656.jpg玄関ホールの担当は藤阪お大工さん、手元取りには山田監督が付いて作業でした。



c0209909_09288.jpg玄関ホールの格天井竿は桧で、藤阪お大工さんオリジナルの格天井斜めホゾ空け補助器具を使い、たくさんのホゾ穴快調に開けていかれます。

c0209909_093762.jpg60㎝ピッチの格天井枠、3日かかって完成しました。


by shoson | 2010-10-31 16:06 | 工事 | Comments(0)

c0209909_2133717.jpg
c0209909_2134985.jpg吹抜の2階部分に渡り廊下のような細い通路ができました。
この通路はキャットウォークという名前で、廊下とは別物で巾60㎝ほどしかありません。
あと手摺りが付けば完成で、窓の開閉や掃除には便利良さそうです。


by shoson | 2010-10-30 15:12 | 工事 | Comments(0)

c0209909_293665.jpg
造作工事は順調に進んでいましたが、お寺の方は大事件が起こりパニックでした。

by shoson | 2010-10-29 09:30 | その他 | Comments(0)

c0209909_742170.jpg
c0209909_7421141.jpg2階の廊下天井と洋室はビニールクロスです。
自動糊付けマシーンで必要な長さずつ繰り出され、貼り付け用意がされます。
器械の迅速さは見事、アッという間に出てきます。

c0209909_7421999.jpg天井は目透かしになっていて少々手間がかかるようですが、壁はだっだっと貼られ、綺麗な部屋に変身していきます。

c0209909_7422791.jpg
c0209909_7423634.jpgクロス屋さんが天井クロスを貼り終えるのを待っていた左官屋さんは、珪藻土聚楽の壁仕上げにはいられました。

c0209909_7424477.jpgクロス屋さんと競争するかのように、4人の左官屋さん手分けして仕上げ塗りです。
旧庫裏古材を使ったアクセントの壁も仕上がり、上等な床の間に見えるようになりました。


by shoson | 2010-10-28 16:41 | 工事 | Comments(0)

造作のお大工さんは全員1階で持分を分けての集中工事になってきました。
c0209909_7291811.jpg
c0209909_7292795.jpg野口棟梁は
大広間の天井に専念され、廻子と竿の据付完了しいよいよ天井が貼られていきます。
大広間を天井竿が覆い、照明ボックスと竿天井の組み合わせがやっと納得できました。天井板が貼られだすと、大断面集成材の梁も姿を消し、笹目の美しい和風天井が広がっていきます。

c0209909_7293917.jpgこうなると、先の打合会で予算面で攻防のあった照明ボックスアクリル版、和紙風になったら一段と栄えるだろうな~ぁと思いつつも、予算は厳しく自己規制のかけどころです。

c0209909_7294798.jpg山本お大工さんは
庫裏と玄関を繋ぐRC耐火建物部分の縁板張りです。


c0209909_7295451.jpg18㎝巾の桧ムク板最後の張り作業、残った材料をいかに使い美しく見えるように貼り込むか、隙間のある別体建物の廊下難儀をしながら貼って行かれました。

c0209909_7552311.jpg藤阪お大工さんは
玄関ホールの格天井に着手、なかなか手強そうで無口になって集中しての様子です。

c0209909_7301795.jpg松田お大工さんは
15畳会議室の造作、200㎝まで貼られる腰板の下地まで完成しました。




c0209909_7302691.jpg桑原お大工さんは
厨房の造作、壁や天井の胴淵が付けられていきます。


c0209909_7303514.jpg松野お大工さんは
玄関の入口の造作、大きく開いていた玄関が、にじり口のように小さくなった感じです。

こうしてそれぞれのお大工さん、だんだんと1階の出入口付近、最終の仕上げの造作にかかっておられます。

by shoson | 2010-10-27 15:27 | 工事 | Comments(0)

c0209909_2303684.jpg毎週火曜日午後1時半からの定例打合会も25回目を迎えました。
クロスの色や素材の最終確認、ここは坊守の出番です・・・・住職は材木の選定や構造仕組みにはアンテナが張れますがセンスが有りません、まさに共同参画で庫裏の仕上げを決めていきます。

c0209909_230476.jpg建具や床仕上げ樹脂ガラス素材など、それぞれの担当業者さんと材料やさんから説明を受け、最終決定をしていきました。
約3時間半、日も暮れかかり慌ててお取越のお参りに復帰、ここえ来て打合会の時間はかかるようになりました。


by shoson | 2010-10-26 13:30 | 事務 | Comments(0)

きょうは午後から本堂で真宗講座が開かれ、300名程の参詣者が見込まれます。本堂縁から少しでも完成に近い姿を見てもらいたいと、監督にお願いして玄関入口の虹梁や木鼻の養生を外してもらいました。
c0209909_6561475.jpg
c0209909_6562280.jpg法話の休憩時に縁に準備した珈琲を飲みながら、完成間近の庫裏を眺めて喜ばれるご門徒たち。
お正月からは法座休憩時に庫裏の中でゆっくりコーヒーを味わってもらえます。

c0209909_6563189.jpgお説教が終わり、ご講師の先生とゆっくりお聴聞されるご院さん方に建設現場を見ていただきました。
住職自慢の庫裏七アイデアの裏舞台を披露し、皆様のリアクションに鼻高々でした。


by shoson | 2010-10-25 14:54 | その他 | Comments(0)

c0209909_657473.jpg天平大雲
京都修学院にある唐長さんから制作を依頼した巨大ランプシェードが届きました
高さ180cm直径40cmの大型で、庫裏玄関の吹抜に下げられます。
小さな物なら唐長さんへ行くと展示してありますが、庫裏のシンボルとして特別に巨大化してもらいました。

電源を入れると独特の薄墨で天平大雲(てんぴょうおおくも)という文様が浮かび上がります。
直接工房へ伺いコンセプトと希望を伝え、お願いしただけあり思った通りのイメージで仕上がりました。

来年のお正月からは玄関でご門徒の皆様をお出迎えする燈火になるでしょう。


c0209909_6582137.jpg吊り下げの仕組みはシンプルで、アクリルの型に和紙唐紙を貼る軽くて丈夫な作りです。





c0209909_6502129.jpg南蛮七宝
南蛮七宝(なんばんしっぽう)という、唐長を代表する文様で、織田信長の時代、伴天連のマントに織り込まれた模様に似せて作られたとか。
意味深な文様ですが、あえてその意味を逆手に遊び心で使おうと決めました。



c0209909_6502936.jpg唐長さんから送られてきた襖紙を広げると、色違いに染めた越前和紙に雲英(きら)と薄墨の文様がイイ感じで表現されています。
2階お座敷の床横の押入襖建具になりますが、違い棚を作らず実用の間取りで押入にしましたが、それを充分カバーできる粋な和室になることでしょう。

c0209909_6503755.jpg部屋のイメージとコンセプト、窓の外に見える景色まで説明し一点物で刷ってもらった唐紙です、京都唐長の落款まで押してありました。
11代目をプロデュースされているトトアキヒコさん渾身の作品として部屋を飾ってくれることでしょう。


by shoson | 2010-10-24 09:47 | アイテム | Comments(0)

c0209909_2212464.jpg
c0209909_2213426.jpg玄関ホールの床の間、藤阪お大工さんが担当で造作が始まりました。
数日前から野口棟梁がカンナをかけ、反り止めの蟻ザン加工をされたケヤキの床板が取り付けられます。

c0209909_2214356.jpg玉目の出た上等な床板、お大工さんも山田監督も慎重に何度も施工図面と照らし合わせながら寸法を合わせ間違いなく納めて行かれます。

c0209909_222298.jpg床板が納まると、7枚の150号絵画を収納する額縁造作、辻監督が智恵を絞って考えられた施工図通り造作するのはなかなか難しそうです。

c0209909_2222927.jpg7枚もの大きな絵がスムーズに入れ替えられるように、何度もカンナやサンダーをかけ丁寧に仕上げられます。

c0209909_2224327.jpg山田監督も付きっきりでお大工さんの手間取りをされながら形が作られていきました。

c0209909_2225318.jpg仕事の早い藤阪お大工さんも二日がかりで、150号絵画収納床の間のが完成しました。
大変お疲れさまでしたが、住職がその日の夜帰還し、電気を付け点検しました・・・・・絵の部分が低い・・・イメージとチョッと違うような、不穏な思いが浮かんできました。

c0209909_2231669.jpg


夜が明けるのを待って、職人さんが来る前に段ボールをガムテープで止め壁をこしらえ再度確認、やはり思いと違う・・・・早朝から小里設計士に来てもらい再度相談になりました。
c0209909_2232753.jpg
c0209909_2233699.jpg現場でシュミレーションしてよく考え位置決定したつもりでしたが素人の考えること、実際に床や壁が出来てくると想像していた感じ通りではなくなってきました。
お大工さんの2日間の苦労を思う申しわけなかったですが、後々後悔を残すなら思い切って設計士さんに言ってもらいました。

c0209909_2234696.jpg完成さした額縁を解体し15㎝上げ作り直しお願いしました。
藤阪お大工さんの顔が一瞬引き攣ったようにも見えましたが、すぐにいつもの笑顔に戻って「まだ今なら直せるで・・・」と、今日1日かかって15㎝のかさ上げで作り直してもらえました。


by shoson | 2010-10-23 16:59 | 工事 | Comments(0)

c0209909_22562025.jpg
c0209909_22562830.jpg1階大広間横の一間廊下天井が貼られました。
サル棒目透天井、手間のかかる難儀な工法でしたが、手間がかけられただけ、チョッとオシャレでイイ感じの斜め天井になりました。

松野お大工さんお疲れさまでした。

by shoson | 2010-10-22 13:55 | 工事 | Comments(0)