平成24年7月7日~8日  正尊寺仏教壮年会研修旅行
        ~親鸞聖人東海道帰洛の足跡を尋ねて~
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c0209909_805628.jpg7月7日(土) 7:00出発

未明の雨は小康状態、なんとか傘をささずに集合、定刻に出発しました。

参加者22名、計画レジメに沿っての研修旅行です。


約5分走行、住職に電話が入り、忘れ物があることが解り、三橋のゲンキー(元自由書房)の駐車場に待避して、忘れ物が届くのを待ちました。
その時間を利用して、高井会長から出発のご挨拶です。

c0209909_8142.jpg10:30到着 
掛川八坂の草庵跡


道の駅掛川上り線から入る事ができず、日阪まで行って戻りましたが、雨は降っていません。
農道にバスを駐め、村内の山本家へ向かいます。


山本家離れの様な庵には三幅の掛け軸が安置されていています。
10畳ほどの部屋に全員が入り讃仏偈をお勤めし、ご当主からお話しも聞けました。




800年間護られた掛け軸は真っ黒に煤け、よく解りませんが阿弥陀様のご絵像と七高僧や親鸞さまが描かれたお軸のようでした。
住職がこの御旧跡を知ったのは、「親鸞聖人のみあとを訪ねて~稲田から本山へ歩く~」のネットレポートからで、仏壮会員と一緒にお参りができたことは尊いご縁でした。


お勤めをしている頃から雨脚が強くなり、お堂の前できちんとした集合写真を撮ることができませんでした。







しばらく、雨宿りをしながら雨間を見つけ、ダッシュでバスに戻るという、小忙しいお参りとなりました。





バスの駐めてあるところまで、ご当主の山本さんが見送りに来て下さいました。
山本家は代々曹洞宗の檀家、母屋には禅宗の仏壇があるそうですが、月3回は親鸞さまを偲んでお勤めをしておいでだそうで、我ら真宗門徒にとって頭の下がる思い一杯で掛川を後にしました。


c0209909_811287.jpg11:45 到着
昼食会場の島田市金谷『お茶の郷
かつての金谷町時代に造られた施設だそうですが、すべての施設が立派でした。




大きな窓越し、眼下に大井川の扇状地を眺めながらの昼食、昼間からビール有きで、楽しい昼食となりました。






遠州灘のマグロに桜エビ、お茶所ならではの茶そばも入り、予算は1,575円と一昨日の本山食堂とは比べものにならないクウォリティーでした。






昼食後、次の目的地まで時間調節のため長めの休憩自由時間です。
世界のお茶文化と、静岡のお茶が美味しい訳を様々な媒体で紹介する、立派なお茶博物館と日本庭園があり散策しました。


日本庭園の中に作られた茶室は凝りに凝ったもので、火灯窓からちょうど晴れ上がった空に浮かぶ、借景の富士山をめでながらお点前をいただく、これは贅沢な休憩時間でした。

c0209909_812027.jpg14:00 到着
藤枝の蓮生寺

お約束の時間どうりに藤枝蓮華池公園横の駐車場にバスを駐め、本堂に参ると私達のために掛け軸やレリーフがちゃんとセットしてありました。
高井会長緊張のお調声で讃仏偈をお勤めさせてもらいました。






お勤めのあとはご住職から蓮生寺の開基、熊谷直實(なおざね)の生涯や、藤枝での蓮生坊『質草の念仏』について、掛け軸やレリーフで詳しく聞かせたもらえました。









お内陣にも上げていただけて、蓮生坊が自分で彫られた寿像や聖徳太子像など間近で拝ませてもらえました。






最後には熊谷蓮生坊の木造の前、内陣余間に全員集合し記念写真まで撮らせてもらえました。

c0209909_812838.jpg15:40 到着
静岡の教覚寺


予定の時間より少し遅れて教覚寺さんの門前へバスが横付けです。
バスを降りると、境内には教覚寺仏教壮年会の役員の方々が集まられ、出迎えをしてももらえました。

一同恐縮しながらの本堂にあがらせてもらい、また高井会長の調声でお勤めです。
お勤めのあと、教覚寺の南荘住職から、教覚寺の歴史や教化活動の様子を聞かせてもらいました。


そして、仏教壮年会の役員皆様のコーラスで、仏教壮年会の歌を聞かせてもらい、仏讃歌は恩徳讃と真宗々歌しか歌わない正尊寺仏壮、驚きの歓迎でした。



本堂お隣の会館広間には、元祖本物の作りたてあべかわ餅と、仏教婦人会の役員さんが静岡ならではのこだわりのお煎茶をいただき、一同感激の交流会となりました。


c0209909_813687.jpg正尊寺仏教壮年会発足から20年、研修旅行先で仏教壮年会の皆様と直接お出会いする機会はなく、活発に活動される教覚寺仏教壮年会の皆様と交流できたことは有り難いご縁でした。


そして驚いたことは、教学時仏壮の会員のなかに、正尊寺門徒から嫁に行かれた家系で、実家は糸貫町上之保、仕事の関係で静岡に永住し、教覚寺とご縁結ばれ仏壮会員として聞法に励んでおられる方を紹介されました。
先々代の在所地区から参加の会員は、懐かしい名前にまたまた感動の交流会でした。


約1時間ばかりの訪問を終え、教覚寺の皆様に見送られ本日の研修終了、隣町焼津市へ向かい出発しました。

c0209909_814336.jpg17:50
焼津グランドホテル 到着


駿河湾に突き出した虚空蔵山の中腹にそびえる上等なホテルです。



ホテルロビーから一望する太平洋、山国岐阜県人にはたまらないロケーションです。
部屋割りが済むと、さっそく海の見える露天風呂に浸かり、1日のバス移動の疲れを癒しました。


19:00からはお楽しみの懇親会です、飲酒運転を気にせず充分に呑み食べ、語らい唱います。
お料理は海の幸満載でしたが、呑むのに忙しく食べきれない、そんな食事も宴会ならでのご愛敬でした。



約3時間弱、最後は獅子奮迅の働き山岡会計さんが、一本締めで楽しい宴会お開きとなりました。



c0209909_81518.jpg8日(日) 09:00 出発

今回の旅行は移動距離がわりと少なく時間に余裕があり、朝の出発も次の目的地に合わせ午前9時というゆっくりのんびりした時間でした。


集合写真をホテル前で撮りバスに乗車、朝方まで熱く語っている山側の部屋もあったとか、寝不足の会員もあるようでしたが、お土産センターに向かい出発です。





開店したばかりの焼津お魚センター、でお土産の仕入れです。
この開店時間に合わせての出発、皆さん気合いが入った買い物客になっていました。





40分の買い物タイムフルに使い、マジックでサインした買い物袋やスチロール箱をバスの床下トランクに満載し、2日目の研修が始まりました。

c0209909_815815.jpg11:00 到着
中電浜岡原発電力館


目的地に向かう途中、今どうすべきか問われている原発を考えたいと行程にいれたこと。
原発の是非については皆さん一人一人考えてもらいたいこと。

ただ、電力館というゴッツイ施設を無料で、しかも綺麗なガイドさん付きで案内してもらえる、何か有るのでは?
と少し斜めから見る目も持って欲しいとお話をして、見学に向かいました。

地上62mの展望台、南側の原発施設、北側には桜ヶ池神社の大鳥居が眼下に見えていました。


浜岡原発の見学で繰り返しナレーションされたことは、東北大震災の津波程度には耐えうる施設に改造中であること、もしもの場合に備えて今までの3重4重のバックアップ態勢だから絶対大丈夫、安心して下さいというものでした。

絶対という言葉を人間の所作に使うと誤る、法然さまや親鸞さまそれを教えておられたような・・・・・


そんな思いを抱きながら、御前崎のなぶら海鮮市場へ戻り昼食でした。


c0209909_82638.jpg13:40到着
桜ヶ池


法然聖人の師、皇円阿闍梨(こうえんあじゃり)が民衆を救うために弥勒菩薩が世に出られる未来まで龍となって待つ池、その龍を念仏往生に法然聖人が導いたとされる、伝説が残っているのでやってきました。


龍ではなく、大きな鯉が一杯いました。


資料館には、皇円阿闍梨の化身の龍に対峙される法然聖人、その左右には熊谷蓮生坊と親鸞聖人が従っておられる絵が掛けてありました。

こうした伝説、今は神事としての行事が有名になってしまっている、寂しいことでした。


c0209909_821579.jpg14:40到着
蓮舟寺


今回最後の目的地、大須賀城下の蓮舟寺さんは西本願寺御門主が江戸の下向のさい、大井川を渡る為のお輿(輦台:れんだいを保管されていたお寺です。

ご住職からお謂われを聞き、実物が想像以上に大きかったこと会員みなビックリでした。
こんな大きなものを、30㎞以上先の大井川まで運び、御門主のお接待をされた先人方、頭が下がりました。


大きな輦台を一緒に集合写真を撮らせてもらいました。




お座敷にはご当地名物「うなぎパイ」をお茶請けに、美味しいお茶で歓待して下さる、総代さんや仏壮会長、仏婦の役員さん、同じ本願寺派のお寺だけに嬉しく、ありがたくいただきました。


境内では聖徳太子の太子堂や立派な共同墓地も案内してもらえ、充実した研修旅行の結びとなりました。た。



c0209909_822470.jpg18:50 帰還

途中高速は日曜日の行楽帰りの渋滞にはまりましたが、車内はビンゴゲームで盛り上がり、あっという間の帰り道でした。

まだ明るい内に帰って来れたのも移動の少ない行程だったからでしょう。
しかし内容は濃く、お土産も多く、最後は本堂に向かい恩徳讃を歌い解散となりました。


皆様お疲れ様でした。


by shoson | 2012-07-08 18:45 | 教化 | Comments(0)

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c0209909_5432021.jpg今年で41回目の正尊寺大谷本廟納骨団参拝、出発の直近日曜日午後一時からお骨を持って本堂に集まります。
参加費もこの時納めってもらい、ほぼ参加代表者が参ってもらえます。


c0209909_5432756.jpg遺骨をお内陣に安置して、この地最後のご縁を阿弥陀経のお勤めの間にお焼香をしてもらいます。





お勤めの後は、京都の大谷本廟へ納骨する意義を再度確認してもらうため、親鸞聖人のみ教えをご法話します。



c0209909_5433622.jpg1時間で法要と説明会が終わり、帰路に付かれますしたが、7月1日は終日雨、週刊予報では当日も雨マーク少し足取りは重く感じられました。


-------------------------------------------c0209909_5434341.jpg7:25出発、
天気は曇り、傘も刺さずに集合で定刻より5分早く出発することができました。





バスのドライバーは門徒のA山さんをご指名、宮崎出身のガイドさん色々うんちくある説明で退屈知らずでした。


c0209909_5435231.jpg9:50
バスが大谷本廟に到着すると、まずは全員親鸞聖人の御廟所明著堂へ参拝します。
小雨だったので、大門はくぐらずショートカットでお参りしました。


礼拝堂で住職お勤め中にお焼香をし、お預かりしてきたご遺骨をお返します。






10階145号の正尊寺区画の納骨所に遺族の手で順番にのうこつされていきました。
今回は1528番~1548番までの22体が納まりました。






納骨所でのお焼香中、住職はずっとお勤め、これがなかなか暑いのです。


c0209909_5435953.jpg昼食は本山聞法会館地下の食堂で済ませ、午後1時半からは帰敬式を受けてもらいます。






今回は17名の方がめでたくおカミソリをして、法名頂かれました。



c0209909_544637.jpg14:15
特別に参拝部重鎮のM先生を指名で予約していた書院参観、1時間15分の間ひとときも退屈させることなく、書院や国宝能舞台を隅々まで細かな説明皆さん大喜びで聞いていました。




c0209909_5441394.jpg書院参観も終わり御影堂で親鸞さまの御影にお別れの挨拶をと全員で参ったところ、写真撮影のためお出ましになった御門主様にもお出会いすることができました。
午後3時30分予定通り本山を後に帰路に着きました。


c0209909_5441933.jpg6;45到着

帰路雨にも当たらず、無事帰ってくることができました。


by shoson | 2012-07-05 18:45 | 行事 | Comments(0)