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3月9日の岐阜新聞に庫裏の屋根瓦を葺いてもらった田中葺師が掲載されていました。
厚生労働省主催の2年に一度開かれる職人さんの日本一を決める『技能グランプリ』で第2位となったとのことです。田中葺師は4年前の瓦業界主催のグランプリで優勝、今回は準優勝と日本を代表する瓦職人さんの証、そんな職人さんに葺かれたお庫裏、いよいよ安心できます。

by shoson | 2011-03-09 08:38 | その他 | Comments(0)

c0209909_23162625.jpg午後1時半から、厨房器機マルゼンさんと緊急の打合会が行われ、1階厨房にいれる器機の最終確認と、ステンレスで覆う壁や仕切り、換気フードなどを決定しました。
ステンレス加工の得意なメーカーだけに的確な提案で短時間の打合せで済みましたが、流台はほとんど使い勝手を考えオーダーメイド、回転釜も最新機能付きにしてあっただけに、見積確認なしで決定したのは不安が残りました。
c0209909_23163458.jpg厨房の框はアパ材で赤みがかった重たい木のようです。
お大工さんは洋ザクラと呼ばれますがアフリカ欅のようで、重厚な玄関先のようで厨房には勿体ない感じがするくらいです。
松田お大工さん、この木をうまく納めるのに裏技を使うとのこと、楽しみです。

c0209909_23164229.jpg玄関引き戸の敷石が設置され、玄関横の壁板が貼られ始めました。
お話し上手な藤阪お大工さんと、蘊蓄を語る青山板金屋さんのツーショット、楽しそうに語らいながら板張りと水切り板金の作業を進めてみえました。

c0209909_2316544.jpg瓦葺き師の村上親方が久々に来てもらえました。
瓦が噴き上がってから様々な業種の職人さんが屋根の上を歩き、作業をされました。
どの職人さんも細心の注意で作業してみえましたが、時には工具を落としたりもし瓦が割れたり、材料を抱えながら移動で足が引っかかり瓦が歪むこともあり、その修理です。

c0209909_2317482.jpg坂井瓦の職人さんと上下で、段取りしながら割れた瓦の差し替えや、くくり直しなど数ヶ所の修理をして行かれました。
住職も写真を撮るのに屋根に上がっています、ヒビの入った瓦を何ヶ所か発見して心配していましたが、ここへ来て村上親方に再点検してもらっておけば安心です。


by shoson | 2010-10-18 15:15 | 工事 | Comments(0)

きょうは本堂でお盆の法要が勤まり、お参りの門徒さんが縁でお昼やカキ氷をよばれながら工事の進む庫裡や玄関を見てもらえた。
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夕方には大玄関式台の棟瓦も積み終わり、竹本瓦屋さんがタワーを撤去をされた。梅雨開けから始まった大玄関の瓦葺き、連日猛暑のなか手間のかかる作業お疲れさまでした。
おかげで本堂の縁から間近に眺めるご門徒からも感嘆お声がある、美しい唐破風の式台甍が復活しました。
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by shoson | 2010-08-17 16:59 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_6454522.jpg大玄関屋根工事もいよいよ終盤になってきました。昨日から唐破風式台屋根に付く獅子口(ししぐち)、一般には鬼瓦と呼ばれる瓦が仮付けされました。


c0209909_2357429.jpgところが住職がイメージしたものとは違い、一般的な『経ノ巻唐破吹流』の瓦が据え付けられ、優美でありながら豪壮さを感じさせてくれるかつての大玄関の雰囲気がなくなっていました。
そこで、竹本葺師さんと協議し、解体時に保管してあった従前の鰭瓦(ひれがわら)を使えないか採寸することになりました。

c0209909_23571114.jpg元々同じ場所に載っていたのですから、角度などの調整をし直せば使用可能の診断がおり、住職のたっての要望で古瓦を再生(再着色)し、獅子口鬼瓦の左右に垂れる大波の足元瓦を調整し復活を果たしました。

c0209909_23571717.jpg手間のかかる微調整に半日以上掛け、何とか新しい経巻(きょうのまき)と古い鰭瓦が合体し唐破風のてっぺんに上げ、仮止めされるまでになりました。
やはり従前の飾り瓦は破風下に付けられた懸魚(けぎょ)と対称になるよう作られたいたことが分かります。
古き良き物を再生し、重厚で優美な大玄関の姿を残せるようになりました。
手間のかかる作業、労を惜しまず技を発揮してくださった竹本親方に感謝でした。

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by shoson | 2010-08-11 15:55 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_22232421.jpg大玄関の通路部分、棟瓦がすべて積まれ完成ました。

竹本瓦屋さん大きめのヘルメットのような半円形の瓦を二つ持ってこられました、見たところ何とも間の抜けた、しかし愛嬌のある丸い瓦です。
この瓦は何かと尋ねると「おわん」という回答、なるほど形は鍋かお椀その物ですが・・・さっそくネットで調べると解りました
巴蓋というもので、本堂には唐獅子になって付いています。

c0209909_22233672.jpg竹本親方はおわん瓦を加工し、唐破風で隙間を埋めているヒモ瓦の先端にピッタリ納まるようにして見えました。

猛暑の中汗を流しつつミリ単位の細工ご苦労様です。


by shoson | 2010-08-06 11:22 | 工事 | Comments(0)

c0209909_22305410.jpgお盆を前にしてお大工さんが蒲郡へ応援のため2人抜けました。
棟梁も黙々と化粧材の造作を進めて行かれます。

c0209909_2231780.jpg2階も賑やかなFさんが欠け、静かに各部屋の敷居や鴨居が加工され、順番に付けられていきます。

c0209909_22311780.jpg瓦屋さんも今日は2人、棟瓦をナンバン漆喰で積み上げられていきました。


by shoson | 2010-08-05 13:28 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_5173410.jpg大玄関には本堂と庫裡をつなぐ廊下がありますが、小部屋もついて二間チョッとの巾です。
瓦が葺かれていくと、屋根もそれなりの巾があり結構な部屋のように上からは見えます。
今日はその部分の鬼瓦が据えられ、棟の熨斗瓦がナンバン漆喰で積まれ始めました。
鬼瓦のソデには「竹本瓦店」しっかりサインがしてありました。見えなくなる部分ですが、瓦屋さん職人の主張といった感を受けました。

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by shoson | 2010-08-04 16:16 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_604944.jpg大玄関屋根工事の竹本工務店のトラックが大きな鬼瓦を乗せてこられました。
大玄関の唐破風に付くにはシンプルすぎるが・・・・と、訝しんでいますと。

c0209909_605840.jpg鬼瓦は玄関奥の通路の屋根へ運ばれていきました。
通路の棟にはいかにも立派、竹本さんはりこんでもらえたようです。

c0209909_61723.jpg当て木で角度を合わせ、鬼瓦を付ける準備です。
だんだんと、大玄関部分の屋根も元の姿を取り戻しつつあります。


by shoson | 2010-08-03 12:59 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_20484117.jpg大玄関の式台は唐破風の重厚な作りです。
玄関からあがる賓客を迎へ入れるために、屋根は前におじぎをするように中心が前のめりになっています。
葺師さんに尋ねると、瓦2列で約5寸(15㎝)広げなければならないそうです。平瓦の寸法が8寸(24㎝)の標準板、筒瓦で隠せる開きではないとのことで、上部は本堂に使う9寸板の瓦を使い溝の開きをフォローしているとのことでした。

なるほど、上の方の4枚ほどは一振りでかい瓦とわかります。


c0209909_20471419.jpg唐破風玄関屋根は雅で粋でなければなりません、よってゴツイ降棟(くだりむね)は付けません、2本の紐丸瓦で巾調整部分を隠し仕上げられます。
もう一本の紐丸瓦が付くと、8寸の瓦も9寸の瓦も見分けが付かなくなるようです。

c0209909_20473330.jpg唐破風の妻に使われる紐丸瓦は、外側の段差を隠すために、片方の足が異常に長く作られています。
この長い足をグラインダーで削りながら、湾曲した屋根に合わせていく熟練の技術が必要とされるようです。

玄関屋根にはこうした特殊な瓦が沢山使われています。

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ナンバン漆喰を使い形を整えながら、100年の風雪に耐えるよう仕上げていきます。
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by shoson | 2010-07-24 15:45 | 工事 | Comments(0)

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c0209909_71393.jpg気温38度、この夏一番の猛暑ですが屋根職人さんは雨さえ降らなければ、工事を進めて行かれます。
そんな中、見慣れた正尊寺副総代長で建築委員長の青木さんが、大玄関の屋根にヘルメット姿であらわれました。
浅川建設のH現場監督と何やら相談中・・・・
青木さんの本業は板金工事、浅川建設から大玄関屋根の板金を依頼されたようです。
この屋根は唐破風で、切妻の廊下屋根との取り合いは湾曲し、その谷も蛇行していていて、雨漏りの心配がある厄介な部分です。

監督と竹本葺士さんと入念な打合せを行い作業にかかられました。

c0209909_6453761.jpg蛇行した谷にあわせステンレスのトタンで雨漏りしないように、現場で合わせながら作業をして行かれました。
建築委員長が自らの手で丁寧に作業してくださる、安心な工事です。

猛暑のなか青木委員長、お疲れさまでした。

c0209909_6453199.jpg竹本瓦屋さんは唐破風の軒先の役瓦を取り付けて行かれました。
竹本瓦屋さんの使われるナンバン漆喰は『水シャット』で既製品を使われます、今はこうした材料も成分調合されたものがあるようで感心しました。

役瓦が据え付けられると、唐破風の屋根だんだんと重厚さが増してきました。


by shoson | 2010-07-22 11:44 | 工事 | Comments(2)