きのうあと一歩の所まで進みましたが、強風と日没で未完成に終わった大屋根仕舞(しまい)が春爛漫の快晴の空の下で再開されました。9㎜合板の上に15㎜の杉板が敷きつめられました。
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杉板が敷きつめられると、ゴムアスルーフィングといわれる防水シートが敷きつめられます。これは広げてホッチキスのような物で押さえる、速い仕事で進んでいきます。
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防水シートが貼られ、ブルーシートはかたずけられました。これで雨が降っても下に漏ることもなく、風が吹いてもバタバタとシートがたわむ事もなくなり安心です。
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大屋根北側の軒を覗いてみると、真っ直ぐ27㍍のの軒先がとても綺麗です。足場がある今しかこんな光景は見られません。ヘルメット持参で覗きに来てみては!
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夕方には屋根仕舞も完了し大屋根足場に運ばれた材料の撤収も始まりましました。
玄関回りもケヤキの柱や梁が、養生してあったコンパネが外され、その姿を見る事ができるようになりました。立派で上等です。
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あと二日で上棟式、ブルーシートはほとんど片付けられ、丸平建設の工事看板も貼られ、足場もセレモニーができるよう掛け替えられました。
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by shoson | 2010-04-08 17:00 | 工事 | Comments(0)

小屋組が始まってから12日目、お大工さん懸命の作業で、大屋根軒回りの化粧部分が完成しました。桧化粧垂木の上に茅負・裏甲・小裏甲その上に、もう一段△の瓦ザンと四段にも無節の綺麗な米ヒバが積まれ、重厚なな厚みと美しい大屋根の裾線を表現します。
正尊寺庫裡大屋根の裾は全長92メートルもあり、10人のお大工さんでもなかなか時間が掛かりました。
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桔木(はねぎ)に母屋(もや)も載り、瓦を乗せる野垂木が並べられていきました。
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野垂木が並ぶと、厚さ9ミリの屋根用コンパネがはられます。これは屋根全体で平面の剛性を高める耐震装置のような役目だそうです。
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コンパネが並んだところには、厚さ15ミリの杉板が並べられ、鉄炮と呼んでいる釘打ちマシーンから快調なリズムで、屋根裏地が完成していきました。
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朝法事に出かける前、監督さんに「棟札」揮毫終了の旨話しておいたら、昼休みには丸平建設の社長さん・常務さんが現場に来られ、棟梁や監督さんと上棟儀式の算段をはじめられました。はたしてどんな仕組みで、この横長の棟札が格好良く地棟に取り付けられるのか、サプライズの期待が持てました。
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by shoson | 2010-04-07 16:00 | 工事 | Comments(0)

化粧垂木(たるき)に茅負(かやおい)がつき、桔木(はねぎ)が装着されると、実際の大屋根の瓦をのせる面を支える母屋(もや)が置かれはじめました。
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母屋を水平に保つために 桔木への加工も施されます、現場合わせのこの作業はチェンソーが唸りを上げます。大屋根作業はエンジンチェンソー大活躍です。
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大屋根仕舞(じまい)は10人の大工さんそれぞれ持ち場で黙々と作業です。茅負いの上に裏甲(うらご)その上にもう一枚、小裏甲がのせられ三段構えの軒先になるようです。
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反りがあり三段構えの庇角、木目の詰まった白い米ヒバがツンと尖って存在感を表す大切な部分です。
ベテランのお大工さんもとても慎重に二本の木を合わせながらすえられていきました。
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隅木(すみぎ)の上に杉材の野隅木(のすみぎ)が6ヶ所据えられると、応援のM棟梁が裏板で作った原寸定規を当て、屋根隅の反り具合を調整されはじめました。
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野隅木に付けられた標しに沿って丸鋸が入れられます。斜めに装着された材を左右から大胆に斜めカット、熟練の棟梁の仕事は目を見はります。
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V字型に野隅木の上部が反りを入れられ剥ぎ落とされました、人参の皮むきでもこうは上手くいきません。
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野口棟梁のもと、それぞれ一流のお大工さん方が、黙々と作業を進めていかれ、だんだんと正尊寺庫裡の偉容が現れてきました。
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by shoson | 2010-04-06 14:29 | 工事 | Comments(0)

朝方すこそ雨粒が落ちてきて心配しましたが、一日天気はもってくれました。大屋根の化粧垂木(たるき)・茅負(かやおい)が順次完成し、大屋根の庇を持ち上げる桔木(はねぎ)という構造材が装着されはじめました。
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c0209909_19285426.jpg玄関の屋根は地棟がせり出し、桔木(はねぎ)を付けるのは大変そうでした。

c0209909_19292961.jpg北山で切り出された化粧の桧木丸太も先っちょが邪魔になるようで、チェンソーでほじくり桔木の納まる隙間が作っていかれます。
木こりさんのように大胆で、凄いですが、さすがにお大工さんジャストで桔木が納まり、軒先の茅負(かやおい)を持ち上げる仕組みが完成しました。

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大屋根の軒先は反りくり返っています、よく見るとその部分の化粧垂木も菱形になっています。規格品でないこの一本のために、材料加工、取付と熟練のお大工さんも相当な手間が掛かるようです。
こうしたチョッとした技が完成したとき、大屋根の美しい曲線となるのでしょう。
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by shoson | 2010-04-05 11:00 | 工事 | Comments(0)

4月になって3日間姿が消えた真正クレーンが帰ってきて、大屋根の材料が快調に二階足場へと運ばれだしました。
今週も日曜日返上での作業が始まりました、作業の皆様お疲れさまです。
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c0209909_19131172.jpgコンパネ・垂木(たるき)・茅負(かやおい)・桔木(はねぎ)など、どんどん足場に積み上げられていきました。


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大屋根軒先では門徒のY本大工さんが化粧垂木をセッティング、米ヒバの美しい木が並んでいきます。
化粧垂木あと少しで大屋根一周できそうです、茅負(かやおい)から巨大なネジ釘で垂木が止められていますが、あくまで飾りの化粧垂木屋根の重みは掛からないのでこうした工法で良いようです。

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c0209909_19144819.jpg化粧垂木に茅負が取りつけられると、化粧垂木は切りそろえられます。
フシの無い綺麗な桧の垂木、切れ端は何かに使えそうで、みな集めて丸平建設へ運ばれていきます。


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c0209909_19153060.jpg大屋根には桔木(はねぎ)と呼ばれる軒先を持ち上げる材料が段取りされていきます。
庫裏では米松の角材が桔木として加工されていて、それぞれの位置に据え置かれていました。



c0209909_19154289.jpgきょうは駐車場に置かれた全ての大屋根部材が運び上げられました。
庫裏建て方作業は終盤に入り、レッカーの仕事は一応に終了、真正クレーンも今日が最後の作業であったようです。
M鍋オペレーター絶妙の技はもう見られなくなるのがさびしい感じです。

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by shoson | 2010-04-04 17:30 | 工事 | Comments(0)

c0209909_20303378.jpg朝から二台のトラックに満載された鋼製足場のパーツが運び込まれました。
若い職人さんはパワーがあります、バトンタッチのように鉄パイプをほり投げ二階大屋根用の足場が組まれていきました。

c0209909_20305019.jpg足場で囲まれると、緑色の暴風シートで覆われました。
中が見えなくなりちょっと寂しい感じしますが、安全第一の足場と養生です。


お大工さんは広がった足場で、大屋根化粧垂木の設置に励まれていました。
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大屋根は化粧垂木と屋根垂木の二段構えで照りのある屋根が作られ、なかなか手間が掛かるようです。
化粧部分は米ヒバと無節の桧、手間も材料費も半端で無さそうです。
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by shoson | 2010-04-03 11:29 | 工事 | Comments(0)

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昨日の夜なべで2階の屋根に足場が掛けられていました。

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朝には大屋根の角木や軒先垂木が運ばれてきました。

c0209909_1912661.jpg昨日からクレーン車も撤収しており、お大工さんが担いで材料の移動です。

c0209909_1913490.jpgレッカーならいとも簡単に大屋根に降ろされる材料も、人力では大変では大変そうでした。

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庫裏のシンボル玄関の大屋根を形作る作業です、野口棟梁の段取りにも力が入っているようでした。


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玄関吹き抜けの屋根仕舞いあと一息、だんだんと良い形になっていきます。
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by shoson | 2010-04-02 14:00 | 工事 | Comments(0)

きのうの総力戦のようなベテランの大工さん応援作業で、大屋根も軒庇も防水が完了したので、雨降っても安気に眺めていることができました。
外回りは防水の不具合を直す程度の作業でした。
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1階部分は作業場としてカンナをかけたり、耐震壁用の筋交いを入れたり室内での作業が進んでいました。
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雨の日でも2階部分へ上がれるようになりましたが、床のない梁の上は下が見え結構足がすくみます。
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夕方に京都の鷲見法衣仏具店から庫裏仏間のご本尊について相談にやってこられました。京仏師の阿弥陀如来お面相の写真を色々見せてもらいました。これはという仏師に見積をお願いすることになりました。
ご本尊の納まる大広間を見てもらい、門徒中が念仏こぼれる雰囲気をかもし出すご本尊と仏間の制作お願いしたことです。
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by shoson | 2010-04-01 10:00 | 工事 | Comments(0)

天候不順の今年また明日から雨模様です。今日は大勢のお大工さんが応援に駆けつけられ、屋根のあちこちから子気味の良い槌音が響いていました。
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c0209909_444475.jpg工事用の仮設コンセントには延長コードが一杯差し込んであり、コンプレッサー・電ノコ・釘打ち鉄炮・電動カンナなど様々なモーターが回っています。

c0209909_445084.jpgそんな、応援の部隊のなかに、屋根仕舞いで技術が必要な化粧軒を黙々作っていかれる懐かしい顔がありました。平成元年本堂大修復の折、小森棟梁の下で太鼓堂を任され腕を振るわれたM棟梁です。

c0209909_4451564.jpg太鼓堂の地棟にはM棟梁の名が輝いています。
あれから20年、十数ヶ寺の本堂を新築する堂大工の棟梁となっておられます。

c0209909_4462353.jpg大屋根では若いお大工さんが屋根仕舞いに奔走です。
まずは、厚さ9ミリの合板を全面に敷きます。大屋根全体を覆うこの合板は建物全体の剛性を高めるために据え付けられるそうです。

c0209909_446355.jpg合板が敷きつめられると、その上には厚さ15ミリの杉板が敷かれていきます。

c0209909_4465415.jpgクレーン車の元ではお大工のY本さんが、屋根で敷きつめるだけで良いように、加工しながら材料を切りそろえて準備です。
さすがに、これだけの量の杉板、加工するにもエンジンチェンソーが使われます。

c0209909_447315.jpg杉板が張り詰められるとゴムアスルーフィングが敷かれ木切桟で仮止めされていきました。
これで少々の雨が降っても大丈夫、お天気を心配する必要が無くなり安堵です。

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1階部分の軒回りも完成し防水のゴムアスルーフィングが貼られていきました。

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大屋根の軒先は一時ブルーシートに覆われ、これで建物全体が雨から護られる形になりました。
まだまだ、屋根仕舞いが終わるまでには手間が掛かりますが、建て方から2週間休み無しでの作業一段落のようで、足場には丸平建設の大看板も取り付けられました。

関係の皆さんおつかれさまでした。


by shoson | 2010-03-31 08:00 | 工事 | Comments(0)

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大屋根の西側にも破風が取り付けられ、垂木が並んで打ち付けられました。

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軒先の垂木(たるき)は桧木の化粧材、見えるところは節がまったくありません。押さえや鼻先の板は米ヒバで綺麗に仕上げられていきます。

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屋根から凄いエンジン音がしたと思ったら、垂木の先端をエンジンチェンソーで切り落としです。
これは早い、13間24㍍の大屋根の垂木あっという間に切りそろえられました。

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正面からも玄関の吹き抜け屋根のイメージができるようになってきました。

by shoson | 2010-03-30 15:30 | 工事 | Comments(0)