令和5年7月11日(火)~12日(水)
正尊寺仏教壮年会研修旅行
第26回 ~大阪紀州御旧跡参拝旅行~
コロナ禍で3年間も延び延びになっていた、正尊寺仏教壮年会の研修一泊旅行に行くことができました。3年前コロナ先進地域への下見と5月に再下見しての万全の段取りで出発しました。おかげで天気も味方してくれ、傘を差すことも無く熱中症になるほどの熱さでも無く、4年振りの研修旅行は大成功でした。会員も高齢化できるだけ無理ないようにピンポイントで行程のレジメを作りました。6:40 駐車場に机と椅子セットして受付開始です、杉山会計さん軽トラにアイテム一杯乗せて、段取り屋さんですが、いつも何かを忘れて、完璧で無いのがご愛敬です。
久々の団体旅行で集合は早く、まだバスは来んのかと、気が急いていました。
6:50 バス到着、今回は大型バスにガイド付きです。
垂井のみゆき観光バスのドライバーさんは
4年前アリゾナの子たちを飛騨白川まで連れて行ってくれた運転手で、安心しました。
7:06 出発3人の寸前欠席が有り、総勢24名バスはすきすきゆったり出発でした。
7:52 多賀休憩西に向かうほど青空が広がりだし、高速道路も車少なく快調なでだしです。
11:15 鷺の森別院到着高速道中3ヶ所のSAで休憩しながら第1の参拝地に到着、広い境内地ですが、大型バスは入口の坂でお尻をこするとのことで、山門前路駐です。
下見しておいて良かった!
鷺の森
(さぎのもり)別院の本堂では、会長さんが讃仏偈のお調声です。一段高いところでの発声は緊張のようでした、少しアルコールが足らなかったかな。
本堂の鷺の襖を閉めてもらい集合写真です。
約35分の滞在でした。
バスの中で各自2本の缶ビールを呑んで、お昼ご飯では再度乾杯です。
1:40 冷水到着冷水漁港の公民館前でバスを降り、集落を抜け了賢寺さんへ到着です。
冷水御坊了賢寺では本堂に資料など展示して、ご住職さんから丁寧な説明を頂きました。
ただ、一杯呑んだ直後で意識障害をおこしそうでした。
余間には蓮如上人直筆の信心獲得章も飾ってあります。
約50分の参拝滞在でした。
3:06 和歌浦到着駐車場は7月から海水浴シーズンで、駐車料金倍額の3,100円は会計さん頭抱えました。
親鸞聖人の御臨末の御書に思いを馳せながら、海水浴客チラホラの片男波海岸で写真撮ります。
和歌山を研修旅行するにあたって、ご開山親鸞聖人の御旧跡でも有ることが、感慨深い研修となるとお思い、景勝地片男波河岸も行きました、
3:20 万葉館和歌浦が万葉集にたくさん出ていることで、この博物館が有るようです。係の方に今回の旅行レジメを見せ、片隅でも良いから親鸞さまのお歌もぜひ紹介するように、館長さんに伝えて下さいと、お願いしました。
3:51 雑賀崎到着 雑賀崎灯台へは観光バスでは行けません、旅館の駐車場では余分に歩かねばなら、途中下車して徒歩で灯台へ向かいます。
3:58 雑賀崎灯台青空に白く浮かぶ灯台、無料で上まで登れます。
かつては
雑賀孫一が本願寺を守るために作った雑賀崎城跡にできた灯台、紀伊水道を一望できる絶景です。
4:20 双子島荘灯台から戻りバスに残した荷物を持って、お宿の双子島荘へチェックインです。
部屋割りはすでにレジメに記載してあり、各部屋に入る前に今晩から明日の朝にかけての連絡事項をしっかり伝達します。
宴会は午後6時から、その前にゆっくり絶景温泉楽しんで下さい。但し番所公園人影見えたら注意するように、あちらからも丸見え🔭!
森川副会長の発声で『乾杯』大宴会の始まりです。
宴会場もオーシャンビューです、宴たけなわですが、ちょっと盃をおいて淡路島に沈む夕日をバックに記念写真です。
杉山会計さんの絶好調司会でカラオケも盛り上がっていきます。
7月12日 日本のアマルフィ散歩からはじまります
6:10 出発雑賀崎極楽寺さんの常朝事に、日本のアマルフィと言われる雑賀崎集落の中を歩いて参詣します。
一列でしか歩けない路地、全員が並んだところでゆっくり降りていきます。
住職は前回の下見で、井伊住職から間違いの無い一筆書きの地図でレクチャー受けているので、スイスイと先導していきます。
時々住人の方と玄関先でバッティング、意外性の有る散歩道です。
6:30 極楽寺では換鐘と共に正信偈のお勤め始まります。
正信偈のあとも10分ほどの法話、ご和讃の宮商和してのお話しは身に染みました。
7:03 極楽寺出発帰り道は頂上付近に住んで居られるご門徒が、階段の少ない楽な道をと案内してもらえ、行きと違う道で戻ります。
この道の方がお寺の屋根もよく見え、景色楽しめま、時間的にも余り変わらず15分ほどで帰れました。
8:00 朝食 標高差40m距離1200mの散歩、正信偈の大合唱、お腹も減り朝食皆さんお替わり箸が進みます。
さんまや中井水産の灰干サンマ開き美味しかった、宿のすぐ近くにあったのに、火水定休でゲットできず残念でした。
今回の行程、帰りは首都高を走るので、道の駅位しか、おみやげ屋さん有りません。
旅館のおみやげ屋さん大繁盛、品切れ続出で、3年分位売れたと、店員さん大喜びでした。
9:00 双子島荘出発今回はバスガイドさんがこまめにシャッター押してもらえるので、集合写真たくさん撮れました。
9:11 雑賀崎(さいがさき)港到着港まで来ると、極楽寺のご住職が出迎えに来ておられ、バス駐車場の指示もしてもらえ、3ヶ月前の4月15日岸田首相が遊説中に爆弾テロに遭った、漁港建物も教えてもらえました。
極楽寺さんでは、雑賀崎の真宗門徒の生活を20分ばかり聞かせてもらい、帰りがけには顕如上人とゆかりのある、
和歌浦養泉寺の和歌保命丸を全員に、お土産として頂けました。
9:40 雑賀崎3大名所集合写真岸総理が襲われた雑賀崎港をバックに1枚。
廃墟ホテル太公望和歌山県で初めて公費で解体される廃墟ホテルとして、
全国ネットのニュースで取り上げられ、雑賀崎の名所になった解体中の太公望別館を背景に集合写真。
せっかくなのでガイドさんも入って貰いました。
雑賀崎を一番有名にした、イタリアの
世界遺産アマルフィ海岸と似ているスポット、
奥和歌大橋からの集合写真です。
橋の上でバスを止めてもらい、集合写真撮影後のご一行様乗車。
みゆき観光バスの森運転手、河合ガイドさん、ご一行のワガママよく聞いてもらえました。
10:30 深日(ふけ)御坊金乗寺 雑賀崎から40分ほど、大阪府岬町深日に到着です、ご住職自ら車で岬町役場前まで道案内のために来てもらっていました。
漁師町の深日は路地が狭く、車で寄りつくのが難しい町です、ましてや大型バスは漁港の周回道路に駐めさせてもらうので、安心な場所へ誘導してもらえました。
金乗寺はかつては本願寺の掛所としてご門主が住職を兼任される御坊だけあって、山門も境内の老木も見事です。
本堂へ上がると婦人会の方々が、冷えたペットボトルと茶菓子を配ってもらえ、本郷住職から、お寺の歴史丁寧に聞かせてもらえました。
金乗寺3代前のご住職は、正尊寺仏壮会前会長、横山栄一氏のお祖母さんのご兄妹、そんなご縁で歓待してもらえました。
帰りには参加者一人一人にお土産まで頂き、恐縮至極の金乗寺参拝でした。
若坊守さんは元バレーボール選手の明るい方、老坊守様や婦人会の方々とお接待、ありがとうございました。
1:00 泉大津がんこ深日港を出発し、岬町道の駅で少し買い物し、昼食会場に到着しました。
この旅行最後の乾杯ということで、住職が音頭をとって『乾杯』結構頂けました。
2:55 大阪城石山本願寺跡最後の訪問地、大阪城はメチャクチャ広い、バス駐車場からだいぶ歩かなければならず、日中の暑さで皆さん大丈夫かなと心配しましたが、風もあり無事に蓮如上人真筆六字名号にお参りできました。
帰りのバスではビンゴ大会、今回初参加の会員さんが1等ビンゴ獲得し、大いに盛り上がりました。
6:15 正尊寺到着
予定通り、2席を一人ずつ、帰りはお土産で空席は埋まっていました。
無事帰着、
河野会長さん副会長の森川さん高橋さん、杉山会計さん楽しく有意義で全員元気で、帰ってこれるように気遣いご苦労様でした。お土産荷物を車に積んで、本堂に向かって恩徳讃斉唱で解散でした。
皆様お疲れ様でした。今回の旅行は坊守がカメラマンとして同行、二日間で1,000枚を超える写真、107枚採用で74ページ立てのフォトブックとなりました。
これを作るために、住職は目がショボショボになりながら、超集中して真宗講座に間に合うよう発注しました。
※ 前回の研修旅行