棟札の準備
チョークをを塗って拭き取り墨液の染み抑えをして、採寸とレイアウトを考えました。
そこで、セロハンテープと養生テープを貼り28㎜間隔で印を付け準備し、筆をとるのは集中できる夜なべ仕事としました。
夕食を済ませ雑用が無くなった、午後9時頃から『祝上棟』の手拭いをハチマキにして気合いを入れ、新調した赤筆を持って書き始めました。
書き損じはできないプレッシャーの中、一人一人に念を入れ書き進んでいきます。
間違わないように、予め関係者の一覧表を拡大プリントアウトし、一人ずつ短冊のように切り取り両面テープで28㎜間隔しるしの中に貼っておきました。
それを一枚ずつ剥がし、その場所にその方の肩書きと名前を書く、段取りに手間は掛かりましたが、書き漏らしは無く文字の間違いもなく書き進みました。
字配りは、これまた新調した指金(さしがね)を養生テープに合わせ、それを罫線代わりにして書きます、毎日お大工さんの仕事ぶりを見ていて思い付いた方法です。
ミリ単位での字配り、しかも板に直接線を書かないので仕上がり綺麗にできました。
住職が5時間集中して書き上げた棟札、4月10日上棟式どんな仕掛けで据え付けられるか楽しみです。
by shoson | 2010-04-07 02:00 | 準備 | Comments(0)