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荒壁塗は4日目、若い左官職人2人での作業は内側からの荒壁塗になりました。
2階内側の荒壁塗_c0209909_1843424.jpg
2階内側の荒壁塗_c0209909_18435565.jpg外側から塗り込み竹の編み目からはみ出たドロを「へそ」と呼ぶそうです。
民家の場合、このヘソを一なでして平らにしておきますが、お寺の場合厚塗りなので出べそのままで固まっていました。
この出べそが強力なアンカーとなって、厚く塗ったドロが剥がれず、耐震と断熱を備えた分厚い壁が出来上がっていきます。

壁塗の様子も動画にしてみました、2分間のドロ揚げドロ壁塗の様子おYouTube でお楽しみ下さい。





2階で荒壁ドロが塗られている間も、1階ではベテランの職人さんが黙々と立ちの高い壁面に竹を編んでいかれます。この模様も動画にしてみました、熟練の手早いシュロ縄編みを御覧下さい。

by shoson | 2010-05-03 14:42 | 工事 | Comments(0)

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