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玄関吹抜にあった仮足場が外され、ピーラで貼られた下段天井が少しの間見えるようになりました。
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一手間かける職人気質_c0209909_19374573.jpg2階では応援の八代お大工さんが廊下のフローリングを貼り終え、トイレの中の造作にかかって行きます。
ホースやパイプも太さいっぱい、丁寧に穴を開け加工されていきます。
合板ならドリルだけでで簡単に穴が開くそうですが、ナラの無垢材は堅くジグソーで切らないとうまく開かないそうで、これも一手間です。

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一手間かける職人気質_c0209909_19375218.jpg小便器の踏み石とフローリングが貼られると、防水シートとパネルを二重に貼って、貼った床が傷つかないように養生がすぐさまされます。
こうなると、どんなに綺麗になったか見えなくなり、ちょっと寂しいですが、完成引き渡しのお楽しみです。

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一手間かける職人気質_c0209909_1938651.jpg床が貼れると、今度はサッシ窓のガクブチと呼ばれる、窓枠の制作です。
プライベートのトイレはチョッとだけ雰囲気を変え、陶片は高いのでガラス製の細かいタイルを貼ってもらいます。
ビニールクロスから追加予算が出ないようにとお願いしていたので、簡単に考えていましたが、タイルがピッタリ納まるようにガクブチの長さや巾を微妙に変えて加工するそうで、これまたお手間煎りです。

一手間かける職人気質_c0209909_19381340.jpg庫裡の窓枠のガクブチはすべて、3ミリのシャクリと呼ばれる段差を入れて、サッシの内側留め具と木の表面に段差が出来ないよう、加工して貰っているようです。
そのためお大工さんは、ガクブチを何度も何度も窓に当て、寸分の隙間も出来ないように微調整しながら納められていきます。めんどくさい作業、汗をカキカキどのお大工さんも黙々と手間を惜しまず造作に専念してもらっています。
ありがたいことです。


by shoson | 2010-09-03 15:36 | 工事 | Comments(0)

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