報恩講3日目御満座
休憩時間には本堂係がヒシャクを持ってお賽銭を集めてもらえます。
こうして沢山のお供えが集まり、立派な報恩講がつとめられます
御満座はウイークDayですがお斎会場は賑やかで、沢山の方がお斎に着いていかれました。
お斎は、ごはん・おみそ汁・おひら(丸アゲ)・紅白なますが基本です。
その他には鉢盛りで、黒豆・かぶら煎り・おから・漬け物はテーブルの各所に置かれます。
各種のおかずは大量に作られ、控室の配膳棚に置かれています。
お取り持ちのお斎係のご門徒一生懸命、笑顔でのお接待です。
御満座法要は10人のご法中が集まってもらえ、浄土法事讃作法という難しいお勤め、事前研修も書院で行われているのです。
庫裏2階座敷には奏楽の方々が控えて音会わせをされています。
庫裏が完成する前には、物置のような所で休んでもらっていましたが、部屋数を増やしこうした控室もでき法要も一段とスムーズに準備できるようになりました。
6人の楽人さん、無言行道など長い演奏美しい音色でお荘厳してくださいました。
浄土法事讃作法
太鼓の音に合わせて“左右左右”と、ご本尊の回りを歩きます、「無言行道:むごんぎょうどう」といいます。
お勤めが始まると、起居礼(ききょらい)という、体力を使う動きの伴うお勤めです。
午後4時前、御満座の説教は1席でそれが終わると一機に片付けモードに入ります。
地元の門徒のお取り持ち、要領良く短時間に全ての片付けが終わりました。
まだ外は明るい内に片付けが終わり、広間で打上会食が開かれ、住職からの御礼無事ご正当の報恩講が終わりました。
皆さんお疲れさまでした。
by shoson | 2012-01-16 16:30 | 行事 | Comments(0)