第55回真宗講座
三々五々集まってこられるお同行、午後1時半頃三木先生がおいでになりました。
腰を曲げチョット痛々しいお姿ですが、介添えをきっぱり断り、お元気でした。
受付
本堂の向拝では次から次へと受付に来られ大変です。
正尊寺のカードは五種類のうち一枚ですが、四十八座スタンプラリーカードや他のお寺のオリジナルカードやら、受付はけっこう混乱します。
そんななか、3歳児のSくんが10回満了になりました。
Sくん初参加が2年前の4月20日、お祖母ちゃんに連れられて、皆勤賞での10回到達で、真宗講座最年少記録となりました。
受付には5種類の正尊寺カードが準備されていますが、ほかの四十八座寺院も同じようなカードを準備されているところがあり間違わないようにしなければなりません。
そして、今回は三木先生著書の『正信偈入門』も販売しました。
先生のサイン入り150冊はあっという間に完売しました。
昼座のお勤め
約200名のお同行と一緒に『正信偈』のお勤め、昼座は行譜でのお勤めは本堂が揺れるほどの大合唱でした。
今回の初参加真宗講座デビューは23名あり、EntranceStageカードは879番まででました。
仏事作法の解説
お勤めのあと、20分ばかりプロジェクターを使い仏事作法についての解説です。
今回は新興宗教・カルト宗教に気をつけるようと、具体例をだしながら説明しました。
今回初の試みで、ノートPCからiPadミニへとマシーンを変えて、パーワーポイントからKeyNOTEへとソフトも変わりました。
あまり華々しい画面の動きは無くなりましたが、片手で持って住職が動き回っていました。
法話
奈良県大和郡山市 浄光寺の三木照国先生を講師にお迎えし、再版された『正信偈入門』をテキストでのご法話でした。
先生は80歳を越えておられるが顔はピカピカ、張りのあるお声でユーモアをまじえながらの2座4席のご法話でした。
ただ、2週間前に電動アシスト自転車で転倒され、尾てい骨を強打され腰の調子が良くないとのこと、スチロール舞台を出し嵩上げした台の上に腰掛けてのご法話になりました。
休憩時間
美濃地方は皆さんコーヒー党、お茶菓子には冷凍して蓄えてあったお参りで頂いた物を解凍し、切り分けて数を水増ししてだします。
帰路
午後4時半、ご法話が終ると一斉に帰路に着かれます。
世事を忘れお法にドップリ漬かり、そして何事も無かったように又日常へと戻って行かれる、良い風景です。
先生と夕食
今回は三河の蓮教寺さんも混じって夕食のお相伴です。
北方の“わかの屋”さんが本塗りの弁当箱に詰めて運んできてもらえ、ノンアルコールのビールも飲みながら、先生から蘊蓄の話も聞かせてもらえました。
夜のお座
夜風は冷えてきて扉は閉め回し、堂内で100名程のお参りでした。
午後9時50分、先生の小節の利いた恩徳讃で55回目の真宗講座が締めくくられました。
法話の休憩時間にはキリ番でStageの上がったお同行の表彰です。
AdvanceStage(上級課程)80回を終了されたのは1名、現在26名の方がFinalStageの108回満願を目指されています。
StandardStage(一般課程)50回終了されたのは、今回2人。78名の方が50回をクリアでされました。満願までの折り返し地点一層聞法に励んでもらえることでしょう。
10回出席EntranceStage修了者は3歳のS君はじめ7名でした。 入門課程修了者は通算で345人になりました。
◎ 前回の真宗講座
by shoson | 2013-04-15 22:00 | 行事 | Comments(0)