鴨居を上げました
そのせいか、先月中頃から大広間のフスマの滑りが悪く、スムーズな開閉に支障をきたすようになりました。
よく見ると、部屋のまんなか辺では鴨居とフスマの隙間が無くなっています。
7.2m継ぎ目のない無垢鴨居の中心が下がってきたようです。
施工段階から織り込み済みの現象、さっそくアイデア施行の出番です。
2階お座敷の畳を上げると『鴨居の逆ジャッキ』秘密のボルト出現が出現します。
設計士さんは既製の鴨居あげ金具(鴨居サポート)を勧めましたが、上げ下げ自由1ミリ以下での微調整が出来るようにと、棟梁に無理強いしたアイデアです。
タイヤ交換用の十字レンチの登場ですが、空回りしているかのようになんの抵抗もなく回ります。
携帯電話で広間から状況を聞くと「ユルユルになりました!」との報告、さらに微調整です。
秘密のボルトはお座敷となりの納戸の中にもあり、それも微調整簡単でした。
結果、たいそうな十字レンチ要りません、モンキースパナ程度で充分調整ができることが解りました。
わずか数分の作業、片手ですぅーっとフスマが動き、廊下の向こうへ格納できるステルス襖が復活しました。
by shoson | 2013-07-01 10:57 | レポート | Comments(0)