第60回 真宗講座
定刻前には参詣者が続々押し寄せ、法務員欠員で手薄になっている受付、四十八座メンバーのご院さんが手伝ってもらえスムーズに進みました。
定刻の午後2時には向拝に並べたスノコに沿って履き物が整然と並んでいました。
満堂で勤める正信偈、迫力あります。
久々なのか少し出足が遅く心配しましたが、仏事作法の始まる頃には縁に並べた椅子もほぼ埋まり、熱気ある真宗講座になりました。
仏事作法のプレゼンはRGBケーブルいっぱいに伸ばし、iPad片手にスクリーンの反対側からレーザーポインターでチェックを入れながらの解説です。
今回は家族葬で遭遇した、御文章拝聴できない人々への対応についてでした。
ご講師は山口県岩国市から来ていただいた弘中英正先生、『真の仏弟子』をテーマに、まるでNHKのアナウンサーのような聞きやすい語り口での法話でした。
美濃四十八座常連のお同行は熱心で、ビデオカメラやボイスレコーダーでお説教を聞き流さない方々が増えてきました。
休憩時間のお庫裡はコーヒーを飲みながら歓談、所属寺の違うお同行同士がだんだんとお仲間になり、その輪が広がってきています。
先生には音声(おんじょう)休め、お同行にはコミュニケーションTime、休憩も大切な時間です。
10分ばかりの休憩時間、先生が再登壇されます、お同行も慌てて本堂自席に戻られます。
真宗講座の法話は仏さまの働きの話、私が立派になりなさいというお話しではありません、だから解らないけれど皆さん大真面目に聴かれています。
午後4時半法話が終わり、一斉に本堂を出られ帰って行かれます。
今回は雲一つ無い晴天、気持ちよさげに家路につかれていました。
先生との夕食ではノンアルコールについての話題がでたので、正月用ノンアルコール清酒を開栓し試飲してもらい、話が大いに盛り上がりました。
夜の受付には年末まで法務委を手伝ってくれていた能田くんが助っ人に入ってくれ、一段とスムーズに捌けていきました。
門徒さんもなつかしい顔に出会い大変喜んでもらえ、これからも時間があるときには手伝いに来てもらえることでしょう。
夜の作法プレゼンは、次世代へどうみ教えをつなぐのか、その手立ての一つとして、お彼岸に試みた十三参りを紹介し、子供さんや孫さんと仏法とのご縁作りについて考えてもらいました。
パワーポイントの中にYouTubeの動画を貼り付け見てもらう作戦大成功でした。
夜の参詣者はチョッと少なかったのが残念でしたが、弘中先生の丁寧で優しい語りかけでの例話、仏さまの働きお同行の心の中に染み渡っていくのが感じられ、ぞくぞくしながらのお聴聞でした。
各ステージの記念品やバッジ充分用意して臨みましたが、今夏は年度初めだからか、表彰者の数もStageもあまり出ませんでした。
30回BasicStage
基礎課程をクリアされた方は2名、黄色の認定バッチをつけておられる方が、162名となりました。
10回EntranceStage
入門課程をクリアされ表彰されたのは5名でした。
入門課程修了し白いバッチをつけておられる方は366名になりました。
by shoson | 2014-04-23 22:00 | 行事 | Comments(0)