27年 報恩講御満座
例年最終日はお参りが寂しくなりますが、今年は年賀案内カラー化が功を奏したのか、ほとんどの椅子が埋まり、大勢でご開山のご一生聴聞です。
昨秋から工事にかかった岐阜別院の本堂、報恩講をご縁に寄付をしませんかと呼びかけたら、さっそく志を運んで下さる方がありました。
法中さんの控え書院ではご講師が会行事として習礼(しゅらい:お勤めの作法事前学習)をしてもらいます。
浄土法事讃作法(じょうどほうじさんさほう)、無言行道(むごんぎょうどう)といって雅楽に合わせ内陣を一週回るので、少人数のお坊さんではできません、気を揉みましたが10名揃、駆け足しなくて済みました。
起居礼(ききょらい)は膝も尻も畳に付けず中腰、肥満体には厳しい姿勢、ご法中みなさん震えながら耐えておられました。
狩衣に烏帽子姿の雅楽体の中に、名古屋高針蓮教寺のご住職、僧形で鉦鼓を担当してくださいました。
浄土法事讃お勤めのあとは、住職が高座に上がりご俗姓(ぞくしょう)の拝読。
御満座法要も満堂、この雰囲気をipadで撮影するお同行おられる、写真マニアにも耐えうるロケーションの報恩講です。
御満座法話を1席にして、ゆっくりコーヒータイムの休憩、喰い逃げ・飲み逃げする人がないように、挨拶でしっかりプレッシャーをかけました。
午後3:40
皆さんが本堂から出られると同時に、袢纏を着けたお取り持ち、後片付けにかかられます。
幔幕も外されまれますが、ロープを通す耳部分が結構外れているので、太鼓堂には仕舞わず、来年までに修理です。
お華束も解体、各地区件数分におさがり詰め、小袋とともに、配ります。
※ 昨年の御満座
by shoson | 2015-01-16 17:00 | 行事 | Comments(0)