平成29年5月21日 正尊寺初参式
今年はちょうどご開山親鸞聖人のお誕生日(降誕会:ごうたんえ)が日曜日にあたり、たくさんの赤ちゃんにお参りしてもらいたいと思いましたが、世間は様々な用事があり12人の申し込みしかなく、例年に比べゆったりした初参式になりました。朝準備が完了しました。
受式者が例年に比べ少なく、お花は25鉢の注文ちょっと寂しい感じです。
しおり、手形用紙、プレゼントの本といのちので遇い冊子、赤ちゃんせんべい、などアイテムは前日までに準備完了でした。
朝一番で、インスタ写真枠に花飾りを付けました。
5月4日の花まつりで新たに投入した、向拝写真撮影用の飾り枠、使い回しで健在です。
午後1時10分前には婦人会の役員さん方も集合して、お手伝いスタンバイです。
それぞれ担当を決め、シュミレーションをして、協力体制バッチリです。
午後1時過ぎにはボチボチ赤ちゃん連れの家族が山門くぐって集まって来ました。
さっそく写真枠が活躍しています。
看板裏側にも長尺印刷の文字を貼り付けたのは大正解でした。
本堂に上がると、まず受付です。
手形用紙の記入ミスは無いか確認してもらいます。
今年もミスは〇、昼間集中して書いたので良かったようでした。
手形用紙を持って、仏婦役員さんの待ち構える手形ブースへ。
赤ちゃん達の緊張は一気に高まります。
身体を押さえ込まれ、大人達に右手をホールドされ、赤ちゃんは泣くしか抵抗できません。
泣こうが喚こうが、容赦なく手形を押させます。
手形を押し終えると、手のひらについた朱肉を洗い流すブースへ移動です。
ここも婦人会役員さん3人係で、キーパーから出されたぬるま湯できれいに手を洗っていきます。
ここでも赤ちゃんは大泣きです。
本堂の中あちこちで貰い泣きもあり、多いに賑やかな堂内になっていました。
手形を持って家族事の写真、住職カメラマンの後ろで鳴り物係が必須です。
音につられて赤ちゃん正面向いたときがシャッターチャンスです。
この写真は外せません、今回は11家族全員それなりにバッチリ撮れました。
かつて初参式で預かっていた手形を三名の親さんにお返ししました。
皆さん憶えていない手形を貰い、サプライズで親子の比較でした。
家族写真撮り終えると、初参式法要が始まります。
住職も色の衣に着替え正装し、式次第などの説明が始まりました。
お勤めは『讃仏偈
さんぶつげ』しおりにも印刷されていて、みなで一緒にお勤めします。
法話と初参式の御消息拝読。
法話は仏さまから授かった命として、赤ちゃんも親さんも一緒に育て生きましょうと話しました。
赤ちゃん初めてのお焼香、では親さんが代わりに香を焚き、家族一緒に合掌礼拝です。
若いお父さんお母さんが本堂で神妙にお参りしてもらえる、初参式ならではのご縁作りです。
全員お名前の紹介とお焼香が終わり、最後に一同合掌礼拝で法要は終了致します。
集合写真のセッティングのため休憩です。
縁には水出し冷茶サーバーを置いて、のどを潤してもらいました。
スチロール舞台と腰掛けを使い、5段の集合写真撮影ひな壇を作ります。
※ 緋毛氈もう少し前に敷いた方が写真写りよい。最前列には花鉢を置いて足元整えます。
準備完了、全員が並んで集合写真。
今年は50名チョッと空き空きでした、
帰りには花鉢のお土産、皆さんに何色にしようか悩まれるところでした。
帰りがけに看板写真枠に入って記念写真。
住職インスタにあげてくださいね~と、お願いしていました。
向拝階段に座って、はいポーズ、お天気も良く良い写真が撮れていました。
イイ感じです・・・
開式から約1時間の小忙しい初参式、後片付けも終わって手洗いバケツまた来年まで片付けておかれます。
今回受式の11家族の皆さんです。ようこそ正尊寺初参式のお参りくださいました。※ 去年の初参式