この冬一番の寒さの緩み、お天気も良く平成30年の仏教婦人会物故者追弔会が勤まりました。役員さんは前日午後から集まり、お斎の下ごしらえをして全員でお勤め法話お聴聞の一日でした。

2月最終日曜日、午後1時から役員が集まり準備です。
今年は欠席役員さん多く、チョッと心配しましたが段取りよく準備ができました。

お斎のおかず、下拵え厨房各所に分かれ作業です。

仏婦追弔会お斎は毎年銀杏ご飯です、今年の銀杏は山で採れた山で小粒の出たい量でした。
それを人海戦術で皮むきです。

銀杏の薄皮を取るのは面倒です、湯煎してめくります。

番重いっぱいの銀杏、明日このまま炊飯器に投入されます。

お供えのお菓子は地区ごとに分けて、タックシールを貼り本堂にお供えされました。
2月26日朝8時役員さん集まり最初に
に炊飯器のお米の上に投入されました。
白米5升に餅米3升、合計7升のご飯でた。

広間では、パックにおかずを並べていきます。

デザートのヨーグルトもカップに小分けされ、特製マーマレードを載せて封されます。

70食分の弁当箱完成、銀杏ご飯が炊きあがり、詰められるのをるのを待ちます。

午前9時半、換鐘と共にお日中のお勤め始まります。

役員さん全員エプロンとヘヤーキャップ外し、式章を掛けお参りです。
お勤めは『阿弥陀経』です。

法話は今年も大垣楽田林雙寺の水上先生です。
パワー全開元気のもらえるお説教、法事勤行集の四十八願現代語訳を読ながらお取り次ぎでした。

今年は十界曼荼羅図を持参でビジュアルなお話しで退屈させません。

休憩のティータイム、広間はお斎の準備で締切、廊下やホールで歓談でした。

午前のお説教の後席の始まる頃、7升の銀杏ご飯が炊きあがりました。
日本酒・昆布だし・良い塩梅でほっこりできました。

70用意したパックに詰めていきます。
役員さん大勢で流れ作業でした。

今年の追弔会お斎です。

ギンナンご飯は多めに炊き、ご飯パックにつけて参拝会員のお土産にも鳴ります。

銀杏も白米も餅米も仏さまに沢山あげて頂いたお供物、お下がりとして皆さんに配られるのです。

追弔会遺族用のお供物熨斗紙が余ったので、お斎の弁当箱にも巻いて、お下がりにしました。

正午には法話も終わり、庫裡でお斎です。


午後1時半式次第に沿って追弔会本番始まりました。
会長さん副会長さんが司会進行です。

会長さんが会旗を内陣の住職渡してから始まります。

参詣者用椅子は70席、一番後ろを空けて外陣内で献灯献花は出発でした。

お勤めは『宗祖讃仰作法音楽法要』CDに会わせてのお勤めです。

お勤めの後は役員さんが正面でお焼香です。

今期新たに法名軸に書き入れた物故者会員の遺族は余間の法名軸前でお焼香です。

今期8名の物故者ですが、70代で交通事故で亡くなった方以外、7人は90代ばかりでした。
仏婦会員は皆さん長生きです。

献灯献花の役員さん、法要の後ガウンをたたんでお聴聞スタンバイです。

午後座の水上先生は絶好調、人生最後のご縁となる葬儀の簡略化をご法義に照らしながら熱いお話しです。
会員からは、また来年もお願いするようにと声が上がり、来年の御出講のお願いしました。

お説教が終わると、お土産のぎんなんご飯を配って解散です。